はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン最高値更新 BNYメロンの仮想通貨事業展開に関する報道受け

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BNYメロン、仮想通貨カストディ事業を年内に開始

ビットコインが過去最高値を更新。一時48,373ドル(506万円)まで高騰した。

テスラ社のビットコイン購入に続き、マスターカード社の仮想通貨決済本格参入、BNYメロンの報道と重要ニュースが続き、業界関係者からも先行きの見通しに楽観的な見方が相次いでいる。

世界最大手の信託銀行であるバンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNY Mellon)が11日、ビットコイン(BTC)やその他の暗号資産(仮想通貨)のカストディサービスを年内に開始する予定であることがわかった。ウォール・ストリート・ジャーナルが報道した。

バンク・オブ・ニューヨーク・メロンは米国でも最も歴史の長い世界有数の大手金融持株会社。バンク・オブ・ニューヨークとメロン・フィナンシャルが合併して発足した資産管理や資産運用に特化したカストディ銀行だ。

CoinPost提携メディアのThe Blockによれば、同行が管理する資産総額は40兆ドル(約4190兆円)にのぼるという。

これまではBakktに対して仮想通貨の秘密鍵の管理サービスを提供してきたが、新たに2021年中にビットコインをはじめとする仮想通貨のカストディ(保管・管理)サービスを資産運用企業向けにも提供する方針が明らかになった。

テスラ社のビットコイン購入などで、注目が高まりつつある仮想通貨についてバンク・オブ・ニューヨーク・メロンの資産運用兼デジタル事業部のチーフ・エグゼクティブであるRoman Regelman氏は、「デジタル資産はメインストリームになりつつある」と言及。同氏はウォール街の伝統的なインフラ体制に完全に統合されるのは3年から5年後と見込むものの、その兆候は見られると見解を示している。

現在カストディ銀行はこのような保管額の規模を明確には想定できないものの、BNYメロン側としては多くのクライアントが仮想通貨の保管を依頼すると予想しており、需要を肌で感じた上での事業展開となるようだ。

また、同行のクライアント企業の関係者から、「デジタル資産を一般的な資産クラスと同様な扱いを求める声があった」とRegelman氏は説明した。

BNYメロンが仮想通貨業界に参入するのは、今回が初めてではない。NY証券取引所を傘下に持つインターコンチネンタル取引所(ICE)が運営するBakktが手がける仮想通貨カストディで事業展開をサポートしてきた。

Bakktウェアハウスサービス(カストディ)にて、機関投資家向けのビットコインの資産管理サービスを提供しており、秘密鍵をより安全に保管する仕組みなどをBNYメロンが担当している。

関連:ビットコインの高騰理由を解説、加速する資金流入に「3つの要因」

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/02 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、フランスのビットコイン戦略的備蓄法案提出やソラナETFの米上場など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコインは売られ過ぎ水準、来週の指標次第で利下げ期待強まるか|bitbankアナリスト寄稿
ビットコインは逆三尊形成中でギリギリの水準。来週のISM統計で景気減速が確認されれば12月利下げ期待が強まり、11.6万ドルのネックライン到達も。今後の展望を解説。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本人新規登録停止に高い関心
今週は、日本初のステーブルコインJPYC始動、SBIインシュアランスグループによる株主優待へのXRP導入、仮想通貨取引所Bybitによる日本人の新規登録停止に関する記事が関心を集めた。
06:58
日本国内の大手暗号資産(仮想通貨)取引所・交換業者について、利用者の口コミ評価や上場して欲しい銘柄情報を集めたページです。 暗号資産の取扱いを開始している1種会員(日本暗号資産…
11/01 土曜日
13:50
ステーブルコイン覇権争い激化 テザーが過去最高益、USDCは機関投資家採用加速
ステーブルコイン最大手テザーが2025年第3四半期報告書を公表し年初来利益が100億ドルを超えたことを明らかにした。米国債保有額は1350億ドルに達し国別ランキング17位相当。
13:20
仮想通貨市場の現状、センチメント冷え込み=CryptoQuant分析
CryptoQuantがビットコインとイーサリアムの週間市場レポートで投資家の慎重姿勢を指摘した。現物ETFや先物ベーシスなどの指標から市場のセンチメントが冷え込んでいると述べる。
10:20
イオレがSBI VCトレードと提携、ビットコイントレジャリー事業強化へ
イオレがSBI VCトレードと提携し、法人向けサービスを活用したビットコイン取引・保管・運用を開始した。Neo Crypto Bank構想の実現に向けSBIグループとの初の具体的連携となる。
09:50
チェンジHD、JPYCで地方創生へ ふるさと納税・インバウンド決済に円ステーブルコイン導入検討
チェンジホールディングスが日本円ステーブルコインJPYCを活用した地方創生に着手する。「ふるさとチョイス」での決済導入検討やインバウンド事業での実証実験を計画している。
09:20
欧州中央銀行がデジタルユーロ開発加速、2029年導入目指す
欧州中央銀行が中央銀行デジタル通貨(CBDC)デジタルユーロの開発を次段階に進めることを決定した。2027年にパイロット実験を開始し、2029年の正式導入を目指す。
07:40
ビットコイン、サトシ・ナカモト執筆のホワイトペーパー公開から17周年に
仮想通貨ビットコインは10月31日、ホワイトペーパー公開から17周年を迎えた。SNSでは祝福の声が投稿されており、コインベースのCEOは、1つのPDFが世界を変えたとコメントしている。
07:30
米連邦控訴裁、仮想通貨銀行カストディアのマスターアカウント請求認めず
米連邦控訴裁判所が仮想通貨銀行カストディアに対するFRBのマスターアカウント拒否を支持した。裁判所はFRBがアクセスを認めるかどうかの裁量を持つと判断し、地方裁判所の判決を支持した。
06:45
コインベースが民主党議員の政治献金批判に反論 、「中立的活動」と主張
仮想通貨取引所コインベースが民主党マーフィー上院議員からの政治献金批判に公開反論した。同社幹部は仮想通貨業界PAC活動が非党派的で企業献金は歴代政権で標準的慣行だったと説明。
06:10
ストラテジーのセイラー会長、ビットコイン企業買収に消極姿勢
ストラテジーのセイラー会長が他のBTCトレジャリー企業の買収に関心がないことを明らかにした。不確実性が多く時間がかかることを理由に挙げ、デジタルクレジット販売とビットコイン購入に注力する方針だ。
05:45
カナン、日本の電力会社と契約 ビットコインマイニングで送電網安定化図る
BTC採掘機器メーカーカナンが日本の大手地域電力会社とマイニングサーバー販売契約を締結した。水冷式アバロンサーバーで送電網バランシングとエネルギー効率最適化を実現し、2025年末に稼働開始する予定だ。
10/31 金曜日
18:45
American Bitcoin CEOが語る、環境配慮型マイニングの未来|独占インタビュー
American BitcoinのMichael Ho CEO独占インタビュー。ビットコインマイニングの60%以上が再生可能エネルギー由来という実態や、トランプファミリーとのビジネス関係、日本市場への期待について詳しく聞く。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧