「クリスティーズ」のNFT作品オークション、仮想通貨イーサリアムで支払い可能に

ETHで購入可能

世界的オークションハウスの「クリスティーズ」が予定する、人気デジタルアーティストBeepleのNFT(非代替性トークン)アートのオークションで、仮想通貨イーサリアム(ETH)の支払い方法を採用すると発表した。

この競売は17日に発表したもので、2月25日〜3月11日の間に行う予定だ。クリスティーズの代表者がブルームバーグに対し、ETHの支払い方法を伝えた。オークションハウス側が請求するオークションのプレミアム料は、米ドルに限定するという。ETHはあくまでアーティストに支払われるものとなる。

今回オークションに出品される作品は、Beepleというアーティスト(本名Mike Winkelmann氏)が2007年5月以来、毎日1つずつ作り続けてきたデジタルアート作品。計5,000枚の作品は「ファースト5,000日」というアートコレクションのタイトルで、クリスティーズのに出品される。

Beepleはブルームバーグに対して、「NFTアートはまだニッチなもので、大衆に理解されていないかもしれないが、今後の可能性は無限大だと考えている」とコメント。イーサリアム決済については、「イーサリアムはビットコインに似たものだが、プログラムができるマネーとしてアートワークなどのものを管理することもできる」と自身のイーサリアムに対する理解を語った。

これまでもBeepleは、ETHでNFTアートを販売してきた。昨年12月にはわずか数時間で約3.7億円の売り上げを記録している。

また、クリスティーズのアートスペシャリストNoah Davis氏はブルームバーグで、「仮想通貨はビジネスなどのシーンでより広く利用される時代に向かっている。今回の競売はそれを試す絶好なチャンスだ」と、NFTアートや仮想通貨決済に対する展望を述べた。

ブロックチェーンを活用したNFTは、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンを意味する。オンライン上における画像などは、簡単にコピーができることから、価値を持ちづらいが、NFTで作者や所有者の証明が可能になる点や、唯一性(希少性)を証明できる点に、デジタル世界で新たな資産価値を提供できる手段として、注目が集まる分野となる。

現在は、ブロックチェーン技術を感じさせないUI/UXの仕組みも、世界で開発されており、オンライン上の資産価値が変化するタイミングもそう遠くはないとの見方も強まっている。

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