仮想通貨デリバティブ取引所BitMEX、現物取引などの新規サービスを検討

BitMEX今後のプラン

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所BitMEXが、現物取引・カストディ・ブローカーサービスを今後提供することを検討しているようだ。

同社のAlexander Höptner CEOがブルームバーグの取材で話した内容で、「この3つのサービスへのアプローチやサービスを提供するパートナーの選択などを検討している」と明かした。

また、規制の面について、「現在運営している地域における規制当局へアプローチしているが、今後サービスを提供していない地域の当局にもリーチしていきたい」と話し、グローバル規制者との関係を築き直したい姿勢を見せた。

Höptner氏は昨年11月に、BitMEXの親企業100x GroupのCEOに就任。BitMEX及びHayes元CEOらが米司法省(DOJ)と米商品先物取引委員会(CFTC)によって、銀行秘密法(BSA)やデリバティブ商品に関する規則違反を指摘され告発された直後だった。同氏はドイツNo.2証券取引所Börse Stuttgartの元CEOでもあり、経営者の経験を持つ人物だ。

昨年末以降はBitMEXの新体制を整え、積極的にアルトコインのデリバティブ商品を新たに提供し、プロダクトのラインナップを拡大してきている。

一方、昨日の報道で、Arthur Hayes元CEOらに関する法的対応に新たな進展がみられ、Hayes氏がハワイでリモートの出廷を行う方向で調整が行われているという。

著者:菊谷ルイス
参考:ブルームバーグ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します