はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米バイデン政権の給付金、2兆円超がビットコイン購入に流入の可能性=みずほ証券調査

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン購入額を試算

米バイデン政権が国民に現金給付を行う3,800億ドル(約41兆円)のうち、およそ250億ドル(約2.7兆円)が暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の購入に利用され得ると試算するデータが公開された。みずほ証券の調査結果を入手した海外メディアが報じた。

15日に公開した調査結果でみずほ証券は、配布される給付金の総額の約10%に相当する400億ドル(約4.3兆円)がビットコイン(BTC)と株の購入に利用されると発表。

株よりもビットコインに投資したい人が61%であることから、購入に使用される額も400億ドルの61%であると仮定した上で、ビットコインの購入に利用されるのは約250億ドルと概算した。これはビットコインの時価総額1.1兆ドル(約120兆円)のおよそ2〜3%に相当する。

今回みずほ証券は世帯所得が15万ドル(約1630万円)以下の235名を対象に調査を実施。米バイデン大統領が11日に署名した追加経済対策法案は総額200兆円規模で、そのうち高所得者を除く米国民に一人あたり最大1,400ドル(約15万円)が給付される。調査に協力した人のうち、約200名が今後数日のうちに給付金を受け取ると答えた。

みずほ証券の調査では、給付金を受け取る人のうち35%から40%がビットコインや株に投資をすると回答。以下グラフの通り、ビットコインに投資したい人が61%、株に投資したい人が39%だったという。

出典:MarketWatch

また給付金のうち、どのくらいの割合をビットコインと株の購入に利用するかという質問では、1〜20%という回答が21%で最も多く、41〜60%が7%、21〜40%が6%、80%以上が2%と続いた。みずほ証券は全てのデータを基に、ビットコインへの投資額等を算出している。

  • 1〜20%:21%
  • 41〜60%:7%
  • 21〜40%:6%
  • 80%以上:2%

21年2月に金融大手ドイツ銀行が行ったオンライン調査でも、米国の25歳から34歳の回答者の半数が「給付金を株式投資に活用する予定」と回答していた。また34歳未満の若年層では半数以上の61%の回答者が過去1年間(≒コロナ禍)で投資を始めており、給付金の受け取りがきっかけで金融商品の運用を始める投資家も少なくない実態がわかっていた。

関連バイデン大統領が200兆円規模の経済対策に署名、株や仮想通貨市場への影響は?

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/04 木曜日
13:25
米コネチカット州がロビンフッドなど3社に停止命令、無免許でスポーツ賭博提供と主張
コネチカット州消費者保護局がロビンフッド、クリプトドットコム、カルシに無免許オンライン賭博運営の停止命令を発行した。3社は州法に違反してスポーツ賭博を提供しており、利用者の資金や情報にリスクをもたらしているという。
12:26
チャールズ・シュワブ、2026年前半に仮想通貨取引開始へ 既存取引所に手数料圧力か
米大手証券チャールズ・シュワブが2026年前半にビットコインとイーサリアムのスポット取引を開始。低手数料戦略で既存取引所に圧力か。バンガードやバンク・オブ・アメリカも参入し、ウォール街で仮想通貨の主流化が加速。
11:15
メタマスク、最大1万ドルの損失を補償する「トランザクション・シールド」開始 
仮想通貨ウォレット「メタマスク」が有料補償サービス「トランザクション・シールド」を開始。対象となる取引について月額9.99ドルで最大1万ドルの損失を補償する。
11:02
NTT Digital、仮想通貨ソラナのバリデータを運用開始
NTTドコモグループのNTT DigitalがSolanaバリデータ運用を開始。Dawn Labsが技術支援を担う。国内ではモブキャストHDもソラナ財団認定を取得するなど、企業参入が加速している。
10:45
三井物産デジタルAM、デジタル証券ファンドを早期償還
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券ファンド「日本橋・人形町」を早期償還し、当初予想3.0%を上回る年5.0%の利回りを達成。累計利益分配金は25億円を突破した。
10:30
「バイナンス・ジュニア」、キッズ向け仮想通貨口座導入 安全性に関する議論も
バイナンスが6~17歳向けの仮想通貨プログラム「バイナンス・ジュニア」を開始した。親の監督下でシンプルアーンによる資産運用などが可能となる。
10:26
イーサリアム保有企業購入量、ピークから80%急減 ビットワイズが指摘
ビットワイズの報告によると、イーサリアム保有企業の11月購入量は8月比81%減の37万ETHに急減。一方、ビットマイン社は12月に1.5億ドル相当を追加購入し、フサカアップグレードへの期待を示した。
10:00
スターテイルとソニーのソニューム、ステーブルコイン「USDSC」をローンチ
スターテイルは3日にソニーグループと共同で開発・運営するブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」において、米ドルステーブルコイン「Startale USD(USDSC)」と報酬システム「STAR Points」をローンチしたことを発表した。
09:45
ビットコインが1万ドル反発、イーサリアム「フサカアップデート」好感で10万ドル視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは反発の勢いを強めている。ETHの「フサカ・アップデート」を好材料とし、2日に付けた8万3,000ドル台から1万ドルの上昇を見せた。
08:55
米SECが仮想通貨含む高レバレッジETFを阻止、3倍・5倍商品の審査停止を通告
米SECが株式や仮想通貨の日次リターンを3倍・5倍に増幅するETFの審査を停止した。プロシェアーズは3倍レバレッジ仮想通貨商品を含む複数の申請を取り下げている。
08:02
アンソロピックが来年IPO検討か、評価額3000億ドル超目指す=報道
AI企業アンソロピックが早ければ来年にもIPOを検討している。マイクロソフトとエヌビディアから合計150億ドルの出資確約を得ており、オープンAIと上場を競う。
07:35
DeFi保険サービス「Firelight」、XRPのステーキング機能をローンチ
DeFiの保険サービスを開発するFirelightは、Firelight Protocolをローンチ。まずは仮想通貨XRPをステーキングできる機能を提供する。
07:00
イーサリアム「フサカ」実装完了、レイヤー2取引手数料削減
仮想通貨イーサリアムの「フサカ」アップグレードが実施された。PeerDAS技術の導入によりバリデーターの処理負担が軽減され、レイヤー2の取引速度向上と手数料削減が実現。次期アップグレード「グラムステルダム」の準備も進行中だ。
06:35
フランクリン・テンプルトンもソラナETFを上場、ステーキング報酬を付与
米大手資産運用会社フランクリン・テンプルトンがソラナETFをNYSEアーカに上場した。最大100%のステーキングで報酬を付与。コインベースが管理を担当。
06:10
ソラナスマホの独自仮想通貨「SKR」、来年1月発行予定 30%がエアドロップに
スマホ製造のソラナ・モバイルがネイティブトークンSKRを2026年1月に発行すると発表した。ローンチ時に30%がエアドロップされる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧