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米先物市場Cboe、ビットコイン先物取引の再開を示唆

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Cboe、BTC先物再開か

米国の大手デリバティブ取引所のシカゴ・オプション取引所(Cboe)が、ビットコイン(BTC)の暗号資産(仮想通貨)先物取引の再開を検討していることがわかった。CboeのEd Tilly CEOがBNNに対して明らかにした。

Cboe(シカゴ・オプション取引所)は、17年12月に初めてビットコイン先物取引を開始したオプション取引所。

しかし19年6月、「取引数の低下によるデリバティブ事業の見直し」を理由にビットコイン先物の取引を停止した。後追いでサービス開始したCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)との出来高に大きな差が生じたことが要因だとされる。

出典:TradeBlock

CboeのEdward Tilly氏は、BNN Bloombergに対して以下のようにコメントした。

我々はプラットフォーム全体を構築するために熱心だ。(仮想通貨の)領域への関心もあり、まだ諦めてはいない。

機関投資家からも多くの需要があり、提供する必要がある。

19年9月には、Cboe傘下のBZX取引所が、米SEC(証券取引委員会)に提出したVacEck社の「ビットコインETF」申請を取り下げたが、今月1日に再提出している。通算3度目の申請となるが、Tilly氏はビットコインETFについても「VanEck ETFの認可に向けて非常に熱心だ」と意欲的な姿勢を示した。

ビットコイン関連商品の需要

ビットコインのETF(上場投資信託)や先物取引をはじめ、仮想通貨関連の金融商品への需要は近年高まりつつある。Cboeのライバルに当たるCMEが提供するビットコイン先物取引は、市況好転により2020年から出来高が急増。3月24日時点でCMEのビットコイン先物の未決済建玉(OI)は3000億円(27.9億ドル)を超える。

北米の隣国カナダでは、2月にビットコインETFが3件承認された。いずれも好調な出来高を見せ、機関投資家の需要の高さを示す事例となっている。

ETFなど機関投資家向けの金融商品の充実に伴い、グレースケール社のビットコイン投資信託(GBTC)では、現物価格に対する価格乖離(プレミアム)が剥落するなど、影響を及ぼした。

仮想通貨市場の盛況とともに、同デリバティブ市場の拡大はプラスに作用することが考えられる。特にCboeは米国で最大規模のオプション取引所であるため、2017年より大きく整備された環境の変化が及ぼす影響にも関心が集まりそうだ。

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