はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

LINEが独自ブロックチェーン開発を計画|dApps推進へ向け本格始動か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

LINEが独自のブロックチェーンを開発検討
世界有数のチャットアプリ「LINE」が、独自のブロックチェーンによる”メインネットの開発”を検討していることを明かしました。この取り組みによって、トークンエコノミーを活用、内外の開発者によるdApps開発を進める方針です。
ブロックチェーンに関する取り組み
LINE社は先日、韓国にてブロックチェーン関係の子会社「Unblock」を設立。今年1月には仮想通貨取引所を開設するにあたり、新会社「LINE Financial」の設立をを発表するなど、金融事業への進出を本格化させています。

LINEが仮想通貨事業へ本格参入

世界有数のチャットアプリサービスを提供する「LINE」が、分散型アプリケーション(dApps)作成に向けて、独自のブロックチェーン開発を計画していることを明かしました。

このニュースは4月20日、韓国の親会社「Naver」社が開催した、”2018年の技術ロードマップ”について発表する開発者イベントの席上で発表されたものです。

LINEのCTOを務める「Euivin Park」氏(以下、Park氏)は、「ブロックチェーンの”メインネット”を立ち上げることで、LINEにおけるブロックチェーンの取り組みを大きく前進させる。」と力強く語りました。

新しいビジョンにあるプラットフォームは、LINEの既存製品とは別に開発され、トークンエコノミーを活用することで、社内および第三者による「dApps開発」を促進・加速させる方針です。

現在取り組みに向けて、日本と韓国を含む東南アジアでより多くのブロックチェーン開発者を採用していくと語りました。

この発表が行われたのは、韓国にあるブロックチェーン専門の子会社「Unblock」設立を発表した数日後のことです。

「Unblock」は、ブロックチェーン関連の研究(Research and development:R&D)に専念するための会社で、LINEのメッセージアプリにdAappsを組み合わせることで、より多くの機能を提供することを目的としています。

2018年1月、LINE社は「Line Pay」のアプリを介した仮想通貨取引所を開設するにあたり、新会社「LINE Financial」の設立を発表。日本の金融庁への仮想通貨交換業者としての”ライセンス取得”を進めています。

CoinPostの関連記事

LINEが金融子会社を設立/仮想通貨取引所の設立を目指し金融庁に登録申請中
LINEはLINE Payに仮想通貨決済を導入する見込みです。また、仮想通貨取引所も開設する予定です。最近は、楽天やメルカリなどの大手IT企業が金融事業に本格的に参入していく予定で、今後もフィンテックの動きが進んでいくでしょう。

Messaging Giant Line to Support Dapps on Own Blockchain

Apr 23, 2018 by Wolfie Zhao

参考記事はこちらから

gChayantorn Tongmorn / Shutterstock.com

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/03 木曜日
18:23
Aptos LabsがYellow Cardと提携、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金開始 
Aptos LabsとYellow Cardが提携し、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金サービスを開始した。USDT・USDC対応で即時決済を実現し、数百万人のユーザーがステーブルコインをより迅速かつ手頃な価格で利用できるようになった。
18:10
ストラテジー社のビットコイン財務戦略:価値創造と潜在リスクの両面
米国のストラテジー(マイクロストラテジー)などビットコイントレジャリー企業の財務モデルを軸に、株式を通じた投資の仕組みやレバレッジ効果、税務上のメリットなどを解説。日本のメタプラネットなど類似上場企業の動きも取り上げ、再現性の条件やリスク要因を多角的に考察する。
17:26
スイスFINMA規制のAMINA銀行、リップル社RLUSDを世界初サポート
スイス金融監督局(FINMA)規制下のAMINA銀行が、リップル社の米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。時価総額660億円超のRLUSDをサポートする世界初の銀行として、機関投資家向けに保管・取引サービスを提供。
16:14
米仮想通貨取引所コインベース、「LiquiFi」買収でトークン発行支援事業強化へ
米コインベースがトークン管理プラットフォーム「LiquiFi」を買収。トークン発行者を初期段階から支援するプラットフォームであり将来的に機関投資家向けサービスにも統合予定だ。
16:02
オルタナ信託設立とProgmat・ALTERNAの協業深化
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券特化の信託会社「オルタナ信託」を設立。Progmatと協業し、ST発行・管理基盤を導入。ST市場の効率化と拡大を目指す。
12:04
ビットコイン反発で11万ドルに接近、Bitfinex分析ではQ3の季節性要因を警戒
仮想通貨取引所ビットコインは前日比+2.6%の108,733ドルまで上昇。Bitfinexレポートによると、4月安値から50%反発後は10-11万ドルのレンジ相場に移行し、第3四半期の季節性要因で平均リターン6%の「最弱四半期」を警戒する。一方、米国初のソラナステーキングETFが取引開始し初日3,300万ドルの好調なスタートを記録。
09:50
「ビットコイン保有者の大多数が含み益、HODLが主流に」Glassnode分析
Glassnodeの週次レポートによると、仮想通貨ビットコイン投資家の大多数が含み益状態で、長期保有(HODL)が市場の主要メカニズムになっている。
09:31
米SIFMA、証券トークン化の規制作りでSECに要望書簡送付
米SIFMAはSECに対し、RWAに分類される株などの証券のトークン化に対する規制整備について提案を行った。オープンで透明性の高いプロセスを通して、ルールを作るべきだと主張している。
08:55
米テック富豪ら、仮想通貨向け銀行「Erebor」設立を計画=報道
ピーター・ティール氏らテック投資家が仮想通貨企業向け銀行Erebor設立を計画。全米銀行免許を申請、シリコンバレー銀行の後継を目指す。
08:20
米上場の中国系アパレル企業アデンタックス、ビットコインを最大12000BTC買収へ
ナスダック上場の中国系企業Addentaxが最大1万2000BTCの買収で基本合意。約13億ドル相当を株式交換で取得予定、5月発表の8000BTCから規模拡大。
07:55
ブラックロックのIBIT、手数料収入が「S&P500ETF」超え
ブラックロックの仮想通貨ビットコインの現物ETF「IBIT」は、同社のS&P500のETFよりも手数料収入を生み出していることがわかった。IBITはビットコインETFの資金フローを主導している。
07:30
ドル指数が2022年以来の安値に、ビットコインや金に与える影響と今後の見通し=Cryptoquant分析
Cryptoquantが2日に発表した分析によると、ドル指数が2022年来安値を記録する中、ビットコインは膠着状態が続く。長期保有者の含み益減少も指摘。
06:55
ビットコイン、2025年後半に20万ドル到達目標を維持=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のケンドリック氏がビットコイン20万ドル予測を維持。ETFや企業購入の拡大により2025年後半に史上最大の上昇を見込むか。
06:10
リップル、米国銀行ライセンス申請 サークルに続く動き
リップルが米通貨監督庁に国家銀行免許を申請。RLUSDステーブルコイン規制対象化とサークルとの競争激化が注目される。
05:50
オープンAI、ロビンフッドの株式トークン化サービスとの提携を否定 未承認でトークン発行か
OpenAIがロビンフッドの株式トークンサービスへの関与を公式否定。未上場企業トークン化における先買権問題が浮き彫りに。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧