はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨取引所Zaif、国内初となるネムの新通貨シンボル(XYM)の板取引を開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日本でXYMの取引開始

国内大手取引所Zaif Exchangeは17日、国内では初めて暗号資産(仮想通貨)ネムの新通貨「Symbol(XYM)」の取引を開始した。10日には、スナップショットで権利確定した「XYM」の順次付与を開始していた。

19日には、XYMの販売所取引(簡単売買)での取扱開始を。5月末には、XYMの入出金申請を開始予定としている。 Symbolは、現在XEM(ゼム)が流通しているNIS1ブロックチェーン(NEM)の大型アップデートで、Symbolのネイティブ通貨がXYM(ジム)である。

国内で新規仮想通貨の取引を行うためには、金融庁、及び自主規制団体JVCEA(日本暗号資産取引業協会)の認可が必要であるため、Zaifでの売買開始は、金融当局の厳しい基準をクリアし、日本国内で「ホワイトリスト」入りしたことを意味する。現時点では、ネム(XEM)を取り扱っているコインチェックなど他の取引所でのXYM上場予定は発表されていない。

また、海外大手取引所のバイナンスでもすでにSymbol(XYM)が付与されているが、現時点で上場(取引)は確認されておらず、今後、国内外で取扱い事例が増えることが想定される。

XYM上場初日の価格は

Zaifでは本日15時に取引が始まり、始値は89円だった。そこから利確売りが殺到して最安値25円を付けた後、1時間足らずで38.5円まで買われる場面があった。国内初上場直後で板が薄く、海外取引所での取り扱いも限定的であることから価格が乱高下しているものと見られる。

XYM/JPY1分足(Zaif)

JVCEAの資料によれば、XYMのハーベスティング(収穫)について、以下のように記述した。

1万XYM以上を保有する記録者であればハーベスティングに参加可能であり、かつ重要度スコアは保有額だけでは定義されない。

したがって、より積極的にネットワークに貢献するノードほどハーベスティングを行う機会を得るという、公正なネットワークを構築することが可能と考えられる。

XEMやXYMのトランザクション承認及びブロック生成作業は、ハーベスティング(収穫)と呼ばれており、ビットコイン(PoW通貨)でいうマイニング(採掘)、PoS通貨でいうステーキングのようなもの。ハーベスティングは、NEMおよびSymbolでのトランザクション承認、およびブロック生成作業を指す。

Symbolブロックチェーンでは、コンセンサスアルゴリズムにProof of Stake Plus(PoS+)が採用されており、XYMの保有量、およびエコシステムへの貢献度を表すインポータンス・スコアに基づいて、ハーベスティングによるXYM報酬の獲得量、および確率(期待値)が変動する。

詳細:仮想通貨シンボル(XYM)とは|初心者でもわかる重要ポイントと将来性

21年4月22日時点の集計データでは、ノード数の国別トップ分布状況は以下のようになっており、日本が先導していることが窺える。

  • 1位 日本 599(34.8%)
  • 2位 ドイツ 312(18.1%)
  • 3位 リトアニア 223(13.0%)
  • 4位 イギリス 217(12.6%)
  • 5位 オランダ 196(11.4%)
  • 6位 アメリカ 95(5.5%)

※カッコ内は、ノード総数1,721に対する割合

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/10 水曜日
18:00
JPYC株式会社、次世代金融カンファレンスMoneyX 2026の企画・運営として参画決定
JPYC株式会社が、2026年2月27日に東京都内で開催される次世代金融カンファレンス「MoneyX」に共催企業として参画。ステーブルコインやデジタル証券など「通貨の進化と社会実装」をテーマに、産官学のリーダーが議論を行う。
17:48
仮想通貨のインサイダー規制導入、市場成熟へ IEO投資上限も提案|金融審議会
2025年12月10日公表の最新の金融審議会報告書で暗号資産(仮想通貨)が金商法の規制対象になることが明記された。IEO投資上限のほか、コード監査義務化、インサイダー取引規制など投資家保護を抜本強化する。交換業者への影響と今後の展望を詳解
17:11
シルクロード関連ウォレット、10年ぶりに突如活動 4.7億円相当ビットコインを送金
10年以上休眠していたシルクロード関連の仮想通貨ウォレット約312個が突如活動を再開し、約4.7億円相当のビットコインを送金。今年は5月にも大規模な移動が確認されている。米政府は押収資産を戦略準備金として保有する方針を示すも、売却疑惑も浮上。
14:59
SEC委員長、2026年に仮想通貨規制の大幅進展を予告 トークン分類制度など導入加速
SEC委員長が2026年の仮想通貨規制大幅進展を予告。トークン分類制度で3カテゴリーを非証券化、1月にイノベーション免除導入へ。前政権の法執行重視から明確なルール制定へ転換。
14:10
著名投資家レイ・ダリオ「中東は資本家のシリコンバレー」:国家によるAI・デジタル資産戦略を絶賛
著名投資家レイ・ダリオ氏がAIのハブとして急速に成長する中東を高く評価し、「資本家のためのシリコンバレーになりつつある」と述べた。一方、マイケル・セイラー氏は中東がビットコイン担保型デジタル銀行システムによって「21世紀のスイス」になる可能性を指摘した。
11:05
「ビットコイン・アフターダークETF」申請 夜間取引時間の高パフォーマンスに着目
ニコラス・ウェルスが米国夜間取引時間のみ仮想通貨ビットコインを保有する新たなETFを申請した。夜間の高リターン傾向に注目したものだ。ヘッジ型ETFも同時申請した。
09:50
プライバシー重視のステーブルコイン「USDCx」、Aleoのテストネットでローンチ
仮想通貨のステーブルコインUSDCを発行するサークルは、プライバシー機能を持つL1ブロックチェーンAleoのテストネットでUSDCxがローンチされたことを発表。ユースケースなどを説明した。
09:48
仮想通貨市場は政策待ち姿勢 ビットコインとイーサリアムに資金集中=Wintermute分析
Wintermuteの最新市場分析によると、仮想通貨市場は米FRBや日銀の政策決定を前に様子見姿勢を強めている。資金はビットコインとイーサリアムに集中し、レバレッジ水平は低位。先週金曜の急落後も市場は底堅さを保ち、質への選別が進む。レンジ相場継続の見通し。
09:05
プライバシー重視ブロックチェーン「Octra」、30億円規模のICO実施へ
完全準同型暗号技術を採用する仮想通貨プロジェクト「Octra」が2000万ドル規模のトークンセールを実施する。これまでも分散化重視で資金調達を行ってきた。
08:40
コインチェック、NACの新規取扱いを検討 NOT A HOTELとRWA領域で協業強化へ
コインチェックがNOT A HOTEL DAOの暗号資産NACの取扱い検討とRWA領域の協業強化を発表。NACの活用や共同サービスの開発方針について解説します。
08:20
「仮想通貨市場は次の10年間で最大20倍成長する可能性」Bitwise幹部
Bitwiseの最高投資責任者は、仮想通貨市場は次の10年間で10倍から20倍まで容易に成長する可能性があるとの見方を示した。ビットコインなどを例に挙げ、根拠を説明している。
06:00
仮想通貨トランプ(TRUMP)は「どこで買える?」買い方を初心者向けに解説
ソラナで発行されたトランプ大統領公式ミームコイン『TRUMP』について初心者向けに詳しく解説。Phantomウォレットやソラナ系DEXでの買い方、投資リスク、今後の見通しまで説明しています。
12/09 火曜日
17:40
リミックスポイント、エネルギー事業の中期経営計画を発表 3年で営業利益3.7倍目指す
リミックスポイントが2027-2029年度の中期経営計画を発表。エネルギー・蓄電事業で売上高692億円、営業利益91億円を目指す。日本蓄電池と提携し系統用蓄電所7カ所を共同運営。同社は242億円超の仮想通貨も保有し、多角的な事業展開を推進。
15:52
補正予算の国会質疑で仮想通貨税制が議題に 国民民主党が質問、高市首相は「与党税調で検討中」と答弁
補正予算の国会質疑で暗号資産(仮想通貨)税制が議題に。国民民主党は雑所得として最高税率55%が適用される現行制度を見直し、分離課税化を要求。高市首相は税制改正大綱に基づき与党税調で検討を進めていると答弁した。
13:35
米XRP現物ETF、全期間で純流入を記録 約1459億円に到達
米XRP現物ETFが上場以来全期間で純流入を記録し、約1,459億円に到達。仮想通貨ETF史上2番目の速さで8億ドルを突破し、機関投資家の継続的な買いが続いている
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧