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シンガポール政府系ファンド、香港仮想通貨取引所の親企業に出資

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SG政府ファンド、仮想通貨企業に出資

香港取引所に上場しているデジタルメディア企業BC Groupは11日、シンガポールの政府系ファンド「GIC」から約77億円の第三者割当増資を受けたことを発表。傘下の機関投資家向け暗号資産(仮想通貨)取引所OSLの親企業にソブリン・ファンドが出資した形となった。

開示資料によれば、出資された77億円の内、28億円は「デジタルトランスフォーメーション(DX)やデジタルアセットプラットフォームの技術開発および強化」などを含むITコストに充てられる。

他にも、33億円は賃貸料、スタッフの人件費、マーケティング費用、その他一般費用、専門家の費用を含むIT関連費用以外の運転資金として活用され、14億円は「イギリス、シンガポール、アメリカなどの市場での将来的な拡張のための準備資金」にまわるという。

今回の出資について、BC GroupのHugh Madden氏はThe Blockに対し、以下のようにコメントした。

今回の投資は、弊社のビジネスにとって大きな節目であり、市場戦略を再確認するものだ。

また、アジア太平洋地域、特にデジタルアセットのハブとして成長しつつある香港とシンガポールにおけるデジタルアセットの採択にとっても、大きな勝利だ。

GICはシンガポールの政府投資公社。シンガポールの準備資産を運用する投資ファンドとなっており、GICの他にも同国ではTemasekという別のソブリン・ファンドも運用。Temasekは機関投資家向けの仮想通貨取引所のDBSデジタル取引所など、仮想通貨・ブロックチェーン関連企業に出資している。

BC Groupの傘下企業である仮想通貨取引所「OSL」は20年12月、香港証券取引委員会(SFC)から仮想通貨関連事業者に適用するライセンスを受け取っており、規制に準拠した形で仮想通貨やデジタル証券トークン(STO)の取引提供ができる数少ない取引所だ。

また、同グループは1月にも98億円相当の増資を行なった他、2020年には米金融大手フィデリティからも2,000万ドル(22億円)の出資を受けた経緯がある。

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