はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

インド中心の15銀行が新法人設立、貿易ビジネスの信用状(L/C)をブロックチェーンで

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

インド主要銀行らが新会社を設立

インドの商取引における信用状(LC)デジタル化で、ブロックチェーンを活用したデータ検証の試みが始まる。インドの計15銀行が新たな会社を設立した。インドのエコノミックタイムズ紙が報じた。

信用状とは、貿易において、輸出者に対し書類の提出など一定条件下のもと、銀行が輸出者(販売者)に代金の支払いを確約するもの。販売者は商品の支払いを銀行に確約してもらうため、よりリスクの低い取引ができる。

エコノミックタイムズによると、新会社Banks’ Blockchain Infrastructure Company(IBBIC)は国内信用状のデータの検証を行い、処理する。新会社は1年以内にも開始される定めだという。

これによって、インド国内において紙の請求書による無駄な作業を削減し、業務を効率化する狙いがある。具体的には、4~5日かかる信用状の支払いを4時間に短縮できるとした。

ブロックチェーンの使用によって、信用状の不正も防ぐことが出来ることが期待されるほか、取引時における、代金が回収できない、商品が届かないといったリスクを軽減し、ビジネスを円滑化するために利用される。

スタンダードチャータード銀行も参加

新会社には10の民間銀行だけでなく、4つの公共銀行も参加しているという。また、スタンダードチャータード銀行が外国の銀行として唯一加わっている。

そのほかState Bank of India、Bank of Baroda、Canara Bank and Indian Bank、RBL Bank、ICICI Bank。HDFC Bank、Kotak Mahindra Bank、Axis Bank、IndusInd Bank、Yes Bank、South Indian Bank、Federal Bank、IDFC First Bankなど。

State Bank of Indiaはインド最大の市中銀行(公営銀行)。また、ICICI Bankはインド第二の規模を誇る市中銀行(民間銀行)であり、インドの主要銀行が軒並み参加している。

ブロックチェーン

ブロックチェーンとは、ネットワーク上にある複数の端末同士を直接接続して、分散的に情報を記録・管理するデータベース(台帳)またはその技術を指す。

▶️仮想通貨用語集

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/11 火曜日
15:06
ユニスワップが収益モデルを刷新、プロトコル収益でUNIを焼却へ
分散型取引所 ユニスワップ(Uniswap)は、手数料の一部をプロトコルが徴収し UNI トークンの焼却に充てる「フィースイッチ」機構を導入する「UNIfication提案」を発表。実現への期待から UNI 価格は30%前後急騰した。
14:02
ブロックチェーンゲーム「コインムスメ ドリームレース!」、12月26日にサービス終了
ブロックチェーンゲーム「コインムスメ ドリームレース!」が12月26日にサービス終了。売上によるトークン買い支えモデルの継続が困難になったことや、外部要因への対応コストが影響。約2年半の運営に幕。MSMトークンはDEX上で存続予定。
13:35
英中銀、「システム上重要な」ステーブルコイン規制案で意見募集 保有上限を設定
イングランド銀行は、ポンド建てシステム上重要なステーブルコインの規制案を公表。個人に2万ポンド(約390万円)、企業に1000万ポンド(約19億5000万円)の一時的な保有上限を設定し、銀行預金の急速な流出リスクを管理する。
13:10
今後の仮想通貨市場、レバレッジ崩壊後の回復見込みは?=コインベース分析
コインベースが10月清算イベント後の仮想通貨市場について最新の分析を発表。レバレッジが解消され今後数か月はゆるやかに上昇すると予想している。
11:05
金持ち父さん著者キヨサキ、ビットコイン・金・銀の価格予想を公開 「売らずに買い続ける」
『金持ち父さん貧乏父さん』著者のロバート・キヨサキ氏が2026年のビットコイン価格を25万ドルと予想した。金や銀にも強気の見通しを示し、米国の債務拡大を理由に実物資産への投資を推奨。
10:35
ランブル、テザー支援でノーザンデータ買収へ AI・HPC事業を強化
動画プラットフォームRumbleが、ステーブルコイン大手テザーの支援を受けてAI企業ノーザンデータを買収する。欧州最大級のGPU事業獲得でクラウド事業を強化する。
09:45
仮想通貨取引所ジェミニ、IPO後初の決算発表 予想超える売上増も損失拡大
ウィンクルボス兄弟創業のジェミニが株式上場後初の四半期決算を発表し、1株当たり6.67ドルの損失を計上した。売上高は5,060万ドルで前年比2倍に増加したが、上場関連費用が重荷となった。
09:15
KDDI、Pontaをステーブルコインに替えられるサービス提供へ
KDDIは年内にも、共通ポイントPontaをステーブルコインに替えて決済や送金に利用できるようにすることがわかった。ブロックチェーン上の金融サービスでも活用できるようにする。
08:05
ブロック社のスクエア、400万店舗でビットコイン決済開始
ジャック・ドーシー率いるブロック社が、スクエアで全世界400万店舗のビットコイン決済を可能にした。Square Bitcoinは2027年まで手数料無料で、ライトニングネットワークによる即時決済を提供。
07:40
米上院農業委員会が仮想通貨規制法案の草案公開、CFTCに新たな権限付与へ
米上院農業委員会が仮想通貨規制法案の草案を公開し、CFTCにデジタル・コモディティの規制権限を付与する内容を明らかにした。多くの部分が両党間の交渉中で未解決となっている。
07:02
仮想通貨投資商品、先週は約1800億円の資金が純流出
CoinSharesは、ETFなどの仮想通貨投資商品全体への先週における資金フローは約1,800億円の純流出だったと報告。ビットコインとイーサリアムの商品が流出を主導した。
06:40
コインベース、トークン販売プラットフォーム開始、第1弾は仮想通貨モナド(Monad)
コインベースが個人投資家向けトークンセール・プラットフォームを立ち上げた。米国の個人投資家が2018年以降初めて公開トークンセールに参加でき、第1弾としてモナドのセールを11月17日から実施する。
06:15
Bakkt決算、黒字転換で売上高27%増 事業再編が完了段階に
堀田丸正の筆頭株主Bakkt(バックト)が第3四半期に売上高4億220万ドル、調整後EBITDA2,870万ドルを達成し黒字転換した。ロイヤルティ事業を売却し、機関投資家向け仮想通貨インフラ企業やAIサービスへの転換を進めている。
05:55
米財務省、仮想通貨ETFのステーキング報酬分配を正式承認
米財務省とIRSが仮想通貨ETPによるステーキングと報酬分配を承認する新ガイダンスを発表した。イーサリアムやソラナ、ADAなど主要資産が対象で規制された枠組み内で投資家に報酬を提供できるようになる。
05:33
トム・リー率いるビットマイン、イーサリアム保有量が総供給量の2.9%に
ビットマインが仮想通貨イーサリアム保有量350万ETHに達し、供給量の2.9%を保有。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧