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資産運用最大手ブラックロック、ブロックチェーン導入を模索

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ブラックロック、ブロックチェーン責任者を求人

資産運用会社のブラックロックは自社の投資支援サービスにブロックチェーン技術を取り込もうと模索している。新たな求人情報により明らかになった。

アラディン(Aladdin)はブラックロックがソリューションとして提供している投資の一元化プラットフォームで、ポートフォリオ分析から発注、パフォーマンス計測まで、投資プロセスを包括的にサポートする。

同サービスは創業時より自社開発が行われてきたとされるが、このたび新たに、ブロックチェーン技術(分散型台帳技術)の責任者のポジションで募集を行っている。

その業務の内容は、「ブラックロックのアラディンプラットフォームに向けたブロックチェーン/分散型台帳技術における戦略・ロードマップの評価、開発、実装」などがある。ほか、様々なブロックチェーンプロトコル/プラットフォームを評価することも求められるという。

また、募集内容には次のように、トークン化(Tokenization)に触れる文言も含まれており、アラディンに限らず同社のブロックチェーン戦略をけん引する職となっている模様。

トークン化を含めブロックチェーン基盤のアーキテクチャが台頭する将来において、企業競争力の強化対策を主導する。

ブロックチェーン、環境問題は一つの鍵か

ブラックロックは運用資産残高が995兆円(21年3月末時点)と、世界最大の資産運用会社として知られている。

暗号資産について、ブラックロックのラリー・フィンクCEOは先月27日に「我々はビットコイン(BTC)のような暗号資産について学んでいるところだ」と発言していた。

関連:米ブラックロックCEO「仮想通貨はゴールドのような資産に成長する可能性がある」

また、傘下のファンドを通してビットコインの先物取引などにも参入しており、新たな資産クラスである暗号資産にも比較的柔軟な姿勢を示している。

一方で毎年恒例となるフィンクCEOによる2021年度の書簡では、気候変動やカーボンニュートラルといった話題が大半を占めた。そのことから、ビットコイン/ブロックチェーンの環境問題は同社の取り組みにも影響を与える可能性があるとみられている。

一元化プラットフォームのアラディンにおいて、JPモルガンを含め多くの金融機関のように、ブロックチェーンを独自に開発(プライベートブロックチェーン)するのか、パブリックブロックチェーンを利用するのかは不明であり、その選定作業を含めた今回の求人とみられる。

プライベートチェーンとは

プライベートチェーン、ネットワーク参加に承認が必要なブロックチェーンを指す。

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