CoinPostで今最も読まれています

ウィンクルボス兄弟:BTC・XRP・ETH等を含むETPの扱いに関する特許取得

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ウィンクルボス兄弟が新特許取得
大手仮想通貨取引所創業者のウィンクルボス兄弟が経営する、Winklevoss IP社が、仮想通貨を含むETPの扱いに関する特許請求を受理され、特許の取得が確定しました。ビットコインやリップル、ドージコイン やイーサリアム、またBBQCoinなどの仮想通貨を含むETPの取引を実行するためのシステムを特許として登録したとのことです。
ETPとは
「Exchange Traded Products」の略で、意味は「上場取引型金融商品」。証券取引所で取引される、様々な投資商品という意味です。ETPの価格変動は、株式や金利など金融商品に連動しますが、資産の所有権を得ていません。ETF(上場投資信託)、ETN(上場投資証券)、ETC(上場投資コモディティ)などが該当します。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

ウィンクルボス兄弟が新たな特許取得

大手仮想通貨取引所創業者のウィンクルボス兄弟が経営する、Winklevoss IP社が、仮想通貨を含むETPの扱いに関する特許請求を受理され、特許の取得が確定しました。

特許請求は、特許の出願にあたりその詳細な内容・適用範囲を明示するものです。

5月8日にアメリカ特許商標庁が公開したところによると、Winklevoss IP社はビットコインやリップル、ドージコイン やイーサリアム、またBBQCoinなどの仮想通貨を含むETPの取引を実行するためのシステムを特許として登録したようです。

同社は、昨年12月にこの特許を出願しており、その詳細を指定する特許請求が認可され、特許の取得に至ったということになります。

ETPはETFを含む金融商品の総称で、有価証券の一種となります。

その価格は他の投資資産に紐づいており、今回の場合だとそれが仮想通貨ということになります。

規制機関による規制に直面しても、仮想通貨に関連するETFの取引を懸命に進め続けていたことを見るに、今回の特許取得のメリットはかなりのもののようです。

2017年3月、ビットコインに紐づいたETFのBats証券取引所への上場をウィンクルボス兄弟が申請したところ、アメリカ証券取引委員会がそれを却下しています。

この際は、取引と規制の不確定さからくるリスクが却下の要因となったようです。

現在、アメリカ証券取引委員会は未だ、取引所での一切のビットコインに紐づくETFの取引を認めていません。

また、今年1月、アメリカ証券取引委員会に規則の改変を提案していたいくつかの企業が、証券局長からの要求に対して提出していた内容を取り下げています。

今回の特許取得は、同じく Winklevoss IP社による別の特許の取得のちょうど一ヶ月後のことでした。

この、前回取得した特許は、仮想通貨取引のセキュリティを強化する技術で、ウィンクルボス兄弟が創業した仮想通貨取引所Geminiにも応用される可能性があるものです。

Winklevoss Brothers Win Crypto Exchange Patent

May 9, 2018 by Wolfie Zhao

参考記事はこちらから

JStone / Shutterstock.com

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。
06:50
米Stripe、ソラナやイーサリアムでUSDC決済を導入予定
Stripeは2014年に初めて仮想通貨ビットコインの決済を導入した経緯がある。しかしその4年後の2018年にビットコインのバブル崩壊を受け同社はその取り組みを中止した。
05:50
モルガン・スタンレー、ブローカーによるビットコインETF勧誘を検討
最近の仮想通貨ビットコインETF資金流入状況に関しては昨日、ブラックロックのIBITが1月11日ローンチ以来初めて資金流入がゼロとなり、71日連続の流入記録が終了したことが確認された。
04/25 木曜日
17:42
ワールドコイン、仮想通貨WLDのトークンセールを計画
Worldcoinが個人認証に基づくベーシックインカムプロジェクトの拡大へ、機関投資家限定で暗号資産(仮想通貨)WLDのプライベートセールを計画。市場価格に近い価格で提供し、転売禁止やロックアップ措置を導入する。
15:00
ビットコイン強気相場継続の根拠、アーサー・ヘイズ氏語る
仮想通貨取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、世界各国で法定通貨の供給量が拡大し続ける中、ビットコインをはじめとする仮想通貨の強気相場は今後も継続するとの考えを示した。
13:20
2028年の半減期に向けてビットコイン価格など5つの予測=Bitwise
Bitwiseの最高投資責任者は次の半減期までにビットコインに起こる5つのことを予想。ビットコイン価格は約3,880万円以上になるとする予測も含まれる。
10:25
ビットコインの供給インフレ率、金を下回る=レポート
Glassnodeは4回目の半減期についてレポートを発表。ビットコインの供給インフレ率がゴールドよりも低くなり、希少性が増したと述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧