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仮想通貨取引所Bybit、身分証明書ルールを導入へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BybitがKYCルールを導入

シンガポール拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所Bybitは6日、KYC(本人確認)ルールを7月12日より導入することを発表した。

BybitはCoinGecko上のデリバティブ取引所ランキングで、5位の出来高としてにランクインするグローバル取引所。KYCの実施にあたり、個人・企業にそれぞれのKYCレベルを設けるという。

個人:

レベル1では、個人ユーザーはID書類の提出及び顔認証を行う必要がある。最大で1日50BTCを出金できる。また、レベル2になるためには、住所に関する情報を提出する必要があり、100BTCまで出金できる。

出典:Bybit

企業:

企業の場合は1つのレベルのみ設けられる。また、さまざまな関連書類の提出が要され、1日の出金限度は100BTCまでだ。

出典:Bybit

なお、個人および企業も1日の出金数が2BTC未満の場合は、KYCを行う必要はないステータスを継続する。KYC審査においては、個人では15分ほど、企業では30分ほどで完了する見込みだとしている。

BybitはKYCの実施について、「すべてのトレーダーに関するセキュリティコンプライアンスに必要だ」と説明している。

BybitがKYCを全面的に実施する背景には、日本金融庁やカナダの証券取引委員会などの金融規制当局からの警告やFATFなどか関連している可能性がある。金融庁は5月28日に日本国居住者を相手方として、無登録で仮想通貨交換業を行う者として同社に対し警告を実施。6月25日に、「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等」を更新し、Bybitを運営する「Bybit Fintech Limited」を掲載していた。

また、6月21日にはカナダの証券取引委員会(OSC)はBybitがオンタリオ州の居住者にサービスを提供していることから、同州証券法の対象となっているが、提供する仮想通貨デリバティブ等契約取引が有価証券に該当するにもかかわらず当局へ必要な登録手続きを期限まで行い損なったとして、証券法違反を指摘した事例もある。Bybitに対する最初の委員会聴取は7月15日に予定されている。

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