NFTを使った寄付活動
ヤフー株式会社は、UUUM株式会社のグループ会社であるFORO株式会社の次世代ブロックチェーン技術を活用したデジタルトレーディングカードのNFTマーケットプレイス「HABET(ハビット)」と連携したことを発表。
今夏より、「HABET」を通じてユーザーがデジタルトレーディングカードを購入する際の手数料の一部を、日本最大級のインターネット募金サービス「Yahoo!ネット募金」に登録している団体に寄付する取り組みを開始することを表明した。
NFTマーケットプレイスとインターネット募金サービスが連携し、社会課題解決のために寄付する取り組みは国内初。NFT(Non-Fungible Tokens:非代替性トークン)には、株式会社IndieSquareが開発した、次世代ブロックチェーン技術「HAZAMA」を使用。特許技術により、複数のブロックチェーンと相互接続し、安全に暗号資産やその他データ等のデジタル資産を管理・転送することを可能とする。
第一弾の支援先としては、「コロナ寄付プロジェクト」への寄付を予定しており、
①医療支援
②福祉・教育・子ども支援
③文化・芸術・スポーツ支援
④雇用喪失・生活困窮分野助成基金
などに役立てていく予定としている。
HABET(ハビット)とは
2021年の夏にベータ版オープン予定のデジタルトレーディングカードのNFTマーケットプレイス。
UUUMグループ会社のFORO株式会社が、新規サービスとして提供する。クリエイター、インフルエンサー、アイドル、アスリート、アーティスト、ゲーム、アニメなど幅広いジャンルの人物やキャラクターのデジタルトレーディングカードを「発行」「売買」「閲覧」することが可能で、通常のNFT取引には暗号資産が用いられる中、HABETは「クレジットカード決済(法定通貨)」に対応している。
「Yahoo!ネット募金」について
2004年に発生した新潟県中越地震をきっかけに開始した、ネット上で気軽に寄付ができるサービス。
緊急災害募金の中で、東日本大震災に対する寄付額は、過去最高額の13億7,000万円以上に上った(現在は受付終了)。