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英大手銀ロイズ、仮想通貨などの新事業展開へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

相次ぐ英大手銀の参入

イギリスの大手民間銀行ロイズ(ロイズ・バンキング・グループ)が、デジタル通貨・イノベーションシニアマネージャーを募集していることがわかった。仮想通貨やステーブルコインの調査・投資機会の物色などを目的とする。

ロイズ銀はバークレイズバンク、Natwest、HSBCとともにUK4大バンクのひとつに数えられている。1765年に設立されたイギリスで最も歴史のある銀行のひとつで、ニューヨーク証券取引所にも上場している。総資産は6月30日付で130兆円に及ぶ。

職務等内容

新たな求人広告で同銀行は以下のように述べている。

テクノロジーは進化し続け、伝統的な金融サービスにもそれを取り入れなければならない。同行もこの流れに従って高速で処理できるデジタル通貨を積極的に取り入れ、顧客にも利用できるサービスの提供にも備える必要がある。

また、職務内容には、デジタル通貨分野での投資の物色、最先端技術の導入、中央銀行デジタル通貨(CBDC)に対する市場調査、そして仮想通貨資産・ステーブルコインに関する調査なども含まれている。仮想通貨への調査は「ペイメント戦略」の部門へ報告されることになる。

3,000万人以上の顧客が利用する同行は、現在ソフトウェアエンジニアリングをもとに、人材育成やプラットフォーム、データの管理開発に4500億円の投資をしているという。

一方、ロイズはこれまで、仮想通貨への関わりには慎重な姿勢を示していた。例えば、2018年には顧客が同行のクレジットカードを使ってビットコインなどの仮想通貨を購入することを禁止していた事例があった。

こういった大手銀行によるデジタル通貨・仮想通貨分野への参入事例は特に今年に入り増えつつある。例えばイギリスでは、大手銀スタンダードチャータードが6月末に、欧州で機関投資家向けに仮想通貨の取引サービスをローンチする予定を公式で発表した事例がある。

一方、未だ仮想通貨への関わりを拒む大手銀もあり、HSBCの場合は同行口座を使って、ビットコインを大量に保有するマイクロストラテジー社の株式などを購入することを禁止しているようだ。

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