本格始動か
ツイッターおよびスクエアのJack Dorsey CEOは28日にSNSで、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの分散型取引所を構築する計画を明かした。
Dorsey氏がビットコイン関連で新たな事業を計画していることを初めて発表したのは7月で、スクエアの傘下に「TBD」という名称の新部門を設置するという。
今回の発表でDorsey氏はTBD(@TBD54566975)の責任者Mike Brock氏のツイートを引用し、「ビットコインのための分散型取引所(DEX)を一緒に作っていこう」と発言している。
関連:ドーシー氏がスクエアの新事業発表、ビットコインの金融サービス関連で
We’ve determined @TDB54566975’s direction: help us build an open platform to create a decentralized exchange for #Bitcoin https://t.co/jHYWHy1qmu
— jack⚡️ (@jack) August 27, 2021
Brock氏は、「現在、ビットコインを買う時、CashAppやコインベースのような中央集権的なサービスを利用することが一般的だが、世界に分散していないなどいくつかのアクセス関連の課題がある」、「我々はこの問題を解決したいと思っている:ノンカストディウォレットに自由に資金を入金することができるビットコイン基盤のプラットフォームを作ること。簡単にいうと、法定通貨(ステーブルコインを含む)の分散型取引所のようなものだ」と説明。
また、TBDの開発については、「プラットフォームは完全なオープンなソース、オープンプロトコルで開発され、どんなウォレットでも利用できる。また、TBDは財団やガバナンスモデルをコントロールしない」と語った。
スクエアは7月にも、ビットコイン(BTC)のハードウェアウォレットを開発する計画を明かしていた。