はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米ニューヨーク市長選、候補者らが仮想通貨普及に意欲

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NY市長選、仮想通貨導入も要点に

米国の大都市ニューヨーク市長選で、候補者の2名は暗号資産(仮想通貨)の普及に前向きな姿勢を示している。

共和党派の市長候補であるCurtis Sliwa氏は2日、市長に当選した折にはニューヨーク市を「米国で最も仮想通貨フレンドリーな都市にする」と言及。また、固定資産税、罰金、手数料も仮想通貨で支払えるようにすべきと述べたほか、仮想通貨ATMをさらに増設し、企業の仮想通貨対応を促すインセンティブを設計したいとも発言。ニューヨークの経済圏を近代化し、全ての人が利用できる仕組みを作りたいとした。

Sliwa氏の投稿したイメージ図では、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP(リップル)とドージコイン(DOGE)のロゴが描写されている。

党派越えて仮想通貨支持

一方、民主党派の市長候補であるEric Adams氏も今夏、ニューヨーク市の近代化を政策の一つとして掲げており、要点の一つとしてビットコインの拠点になると述べていた。

1年後には全く別の都市になることを約束する。

我々は様々な企業をここに誘致する。ニューヨークはライフサイエンス、サイバーセキュリティ、自動運転車、ドローン、そしてビットコインの都市になるだろう。

Adams氏は2015年にもビットコイン(ATM)やエアビーアンドビーなどをニューヨーク中に配置したいと述べたこともあり、クリプトだけではなく全般的な近代化を望んでいる格好だ。

関連:「ニューヨークをビットコインなど最新テクノロジーの中心地に」市長予備選挙の有力候補が明かす

また、6月には市長選から脱退した元大統領候補のAndrew Yang氏も21年2月、「市長としてニューヨーク市をビットコインをはじめとした仮想通貨のハブにしたい」と言及した背景がある。

関連:大統領選元立候補「ニューヨークを仮想通貨のハブに」

米国内の対応

連邦政府レベルでは、インフラ法案やSEC(証券取引委員会)とリップル社の訴訟などに代表されるように、米国の仮想通貨規制は明白性に欠けていることが指摘されているが、州・自治体レベルでは仮想通貨に積極的な地域が散見されている。

2021年に入り、仮想通貨を大々的に受け入れた代表例はフロリダ州のマイアミ市だろう。年初にFrancis Suarez市長がマイアミ市の財務資産の一部としてビットコインを組み入れる構想が一躍注目を集めると、2月には市職員の給与支払いでビットコイン対応が可能に。

その後、5月末には「ビットコイン・カンファレンス2021」の開催地としてマイアミが選出されたほか、8月には独自のシティコイン「マイアミコイン」の発行が開始。ローンチから1週間でマイニング収益としてマイアミ市に約1億円が還元されていたという。

関連:マイアミコイン開始1週間、同市に約1億円の収益

州単位では、テキサスやワイオミング、サウスダコタ州なども仮想通貨やブロックチェーン企業優位の法整備を進めている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/08 水曜日
17:12
ビットフライヤー、「スカイ(SKY)」の取扱い開始
bitFlyerは、メイカーダオ(MakerDAO)の後継トークン「スカイ(SKY)」の取扱いを開始。取扱記念キャンペーンも実施し、販売所での購入が可能となった。
16:15
IG証券、ビットコインETF・イーサリアムETFのCFD取引を提供開始
IG証券がビットコインETF・イーサリアムETFのCFD取引を開始。制度化が進む日本市場で、税区分や課税扱いを巡る動向にも注目が集まる。
14:00
「ビットコインは金に比べ著しく過小評価」ライトスパークCEO語る
ライトスパークCEOのデービッド・マーカス氏が、ビットコインは金と比較して著しく過小評価されており、金と同等の価値なら1BTC=130万ドルに達すると主張した。金価格が史上最高値の4000ドルを突破する中、JPモルガンもビットコインが過小評価されていると指摘し、16.5万ドルの価格予測を発表している。
13:25
トランプミームコイン発行企業、2億ドル調達でトレジャリー企業設立へ=報道
TRUMPミームコイン発行企業が最低2億ドルの資金調達を計画中とブルームバーグが報道。低迷するトークン蓄積のためデジタル資産トレジャリー企業設立を目指す。
13:10
米金融大手BNYメロン、トークン化預金を検討=報道
BNYメロンがトークン化預金の導入検討をブルームバーグが報道。1日2.5兆ドルの決済を処理する同行がブロックチェーン活用でインフラ近代化を推進。
11:45
「仮想通貨への投資は今でも遅すぎない」パンテラ幹部が見解
パンテラキャピタルのゼネラルパートナーがビットコイン、イーサリアム、ソラナなど仮想通貨投資の将来性を語った。ファンドマネージャーの多くが投資しておらず拡大余地ありとする。
11:15
クリーンコア、ドージコイン保有量7.1億DOGE到達 含み益30億円超に
米NYSE上場のクリーンコアソリューションズが公式ドージコイン・トレジャリーの保有量7.1億DOGE突破を発表。10億枚目標に向けビットスタンプ提携で取得継続中。
10:35
米SEC、仮想通貨企業向け「イノベーション免除」制度を年内にも正式化へ
SECのアトキンス委員長が8日、仮想通貨企業向けの「イノベーション免除」制度を年内か2026年第1四半期に正式化する意向を示した。政府閉鎖が規則制定の進展を妨げている。
10:10
トレジャリー企業とETFのイーサリアム保有量、供給の10%以上に到達
企業とETFによる仮想通貨イーサリアムの保有額が供給の10%を突破した。ビットマインやシャープリンクが大量蓄積を続ける一方、過熱へ注意を呼びかける論者も。最新動向を解説する。
08:10
ビットコイン史上最高値圏で急落、デリバティブ市場は強気継続を示唆|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは7〜8日にかけて、史上最高値付近まで上昇したのち急落するという激しい値動きを見せた。最高値圏では流動性が極めて薄く、ボラティリティが急拡大しやすい局面にある。
07:35
シャープリンク、イーサリアム戦略で含み益9億ドル超
ナスダック上場のシャープリンクが7日、イーサリアム・トレジャリー戦略開始以来の未実現利益が9億ドルを超えたと発表した。ライバルのビットマインは総保有額134億ドルに達している。
06:55
予測大手ポリマーケット、Bakktの親会社ICEから3000億円の戦略的出資を獲得
大手予測市場ポリマーケットはニューヨーク証券取引所の親会社ICEから20億ドルの戦略的投資を獲得したと発表した。同日ビットコイン入金機能も開始した。
06:30
ビットコイン、休眠クジラの6000億円BTC移動などで急落も大口の歴史的買い圧力は継続
3年以上休眠していた仮想通貨ウォレットから32,322BTCが移動しビットコインへ売圧をかけている。一方で他のクジラウォレットが過去1週間で6万BTC以上を取得し強い買い圧力も確認された。
06:00
バイナンスのBNB、過去最高値更新し時価総額3位に浮上 高騰の背景は
バイナンスのBNBトークンが7日に過去最高値1330ドルを更新し、時価総額でテザーを抜いて仮想通貨3位となった。上場企業CEAインダストリーズが48万BNB保有を発表した。
05:46
米S&P、仮想通貨と関連株を組み合わせた新指数を立ち上げ
S&Pグローバルが7日、仮想通貨35銘柄と関連企業15社を組み合わせたS&Pデジタル・マーケッツ50指数の立ち上げを発表した。トークン化企業ディナリが指数設計で協力する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧