バイナンス、米IRSの元サイバー調査官を起用 コンプライアンス強化で

米IRSの元サイバー調査官を2名起用

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは30日、2名の米IRS(内国歳入庁)の元サイバー調査官を起用したことを発表した。

これらの起用はバイナンスが現在強化しているコンプライアンス体制の一環であり、2人はバイナンスの調査チームに加わることになる。

今回新たに採用されたのは、Tigran Gambaryan氏とMatthew Price氏。Gambaryan氏はバイナンスのグローバル情報・調査のバイズプレジデントとなり、Price氏は調査部の上級ディレクターとなるという。

バイナンスは発表で、「Gambaryan氏とJimmy Su氏(最高セキュリティ責任者)は脅威や経済的損失を防止するために、これから外部・内部の調査を行いながら、世界の法執行機関と規制当局と緊密に連携していく」としている。

また、経歴について、二人ともIRSのサイバー犯罪ユニットに所属し、Gambaryan氏はかつて最大の闇サイトシルクロード及びMt.Goxに対する調査を主導し、Price氏は闇サイトHelixなどの調査を率いていた。サイバー犯罪の捜査において豊富な経験を持つ二人だ。

バイナンスは多くの国の規制当局から規制関連の警告を受けており、複数の欧州国、香港、シンガポールなどで一部サービスの提供を停止している一方、コンプライアンス体制を強化しつつある。最近では全てのユーザーに対して本人確認手続きを義務化するほか、CZ氏は規制に準拠した運営を行うために本社を構える必要があるとも話していた。

新たな取引ペア追加も

同日に、バイナンスは新たに4つの取引ペアを追加することも発表した。

追加する対象は、ALICE(My Neighbor Alice)/BIDR(インドネシア・ルピア),ARPA(ARPA Chain)/BUSD,AVAX(Avalanche)/BIDR、LSK(Lisk)/BUSD、という4つのペアで、30日10:00(UTC)より取引が可能になった。

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