WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「全世界に仮想通貨を配布」Worldcoin、a16zなどから約28億円調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

眼球をスキャンし仮想通貨をもらう

暗号資産(仮想通貨)プロジェクトを手掛けるWorldcoinは22日、Andreessen Horowitz(a16z)、Coinbase Venturesなどの企業や取引所FTXのCEO Sam Bankman-Friedなどのエンジェル投資家から2,500万ドル(約28億円)を調達したと発表した。同社の評価額は現在10億ドル(約1,100億円)に及ぶ。

Worldcoinは、世界中の人々に仮想通貨を配布するプロジェクト。バレーボールほどの大きさの球体である「オーブ」を目の網膜にスキャンすることで、仮想通貨をもらうことができる。すでに世界で13万人以上が目のスキャンをして仮想通貨を受け取っている。

80億枚を全世界のユーザーに配布する計画

Worldcoinは、オーブを世界中の初期ユーザーに約30個配布。同社がこれまでにオーブを配布した国は欧州、アフリカ、南米、アジアで12カ国に上る。オーブを受け取った人は様々な場所にそれを持ち込んで、他の人を勧誘することで報酬を得ることができるという。

オーブでユーザーの眼球を撮影すると、画像に基づいて固有のコードが生成される。撮影に応じた人はそのコードで仮想通貨を無償で受け取れる仕組みだ。

プロジェクトの開発者は、これから数カ月で数百個のオーブを配布し、将来的には毎月4,000個を配布する計画だと述べた。2022年に仮想通貨のネットワークの運用を開始し、それに伴い仮想通貨の無償配布を本格化させるという。Worldcoinは、イーサリアムチェーンのレイヤー2(セカンドレイヤー)ソリューションとして構築されている。

同社は合計100億枚の仮想通貨を発行する計画で、うち80億枚は全世界のユーザーに、残りの20億枚は間もなく設立されるWorldcoin財団と投資家のために確保されるという。

プライバシーは

一部では、プライバシーに関する懸念が表明されているが、同社の共同設立者であるAlex Blania氏によると、オーブはプライバシーを保護するように設計されているという。ユーザーの網膜の写真はどこにも保存されず、ゼロ知識証明を用いてユーザーの情報を非公開で安全に保つことができるとのこと。

また、Blania氏は、同社がドイツに工場を持つ「大規模な国際的メーカー」と提携していると明かす。社名や出身国は明かしていないが、セキュリティの観点でそれが中国ではないと明言している。

理由は色々あるが、その1つはセキュリティです。オーブ自体が秘密鍵を持っていて、メッセージを送るたびに署名しているので、実際に本物のオーブであることがわかる。

つまり、このサプライチェーン全体を完全にロックして、危険が及ばないようにする必要がある。

ベーシックインカムに通底

同社によると、Worldcoinプロジェクトは、ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)を暗号化したものであるという。

米著名ベンチャーキャピタルY Combinatorの元CEO、Sam Altman氏も同プロジェクトの共同設立者に名を連ねているが、同氏は以前より、ユニバーサル・ベーシックインカム(政府が国民に最低限の生活を送るために必要な額の資金を定期的に支給する政策)への支持を表明していたことで知られている。

同氏は2019年後半にWorldcoinの構想を打ち立てたと述べており、その意図は、当時流行していた経済理論であるベーシックインカムに触発されて、仮想通貨を広く公平に広めることであったという。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/02 金曜日
16:11
IMF、エルサルバドルに1.38億ドル ビットコイン巡る基準未達を免除
IMF理事会は1日、エルサルバドル向けEFFの第2・3次審査を完了し、約1億3,800万ドルの拠出を承認した。ビットコイン蓄積に関する基準未達は是正措置を条件に免除。追加蓄積は寄付分を除き想定せず、Chivoの民営化も進んだ。
15:41
ビットコイン利確が年初来最大、9月22日に2.57万BTC=コインベース分析
コインベースの市場分析によると、ビットコインの利益確定は9月22日に2.57万BTCと2026年で最大を記録した。短期トレーダーの含み益率は33%に達した一方、現物の見かけ需要は30日で17万BTC縮小し、先物需要の伸びも急減している。
15:14
米上院議員が仮想通貨税制法案、ステーブルコイン決済の課税除外を提案
米上院のデインズ議員は9月30日、仮想通貨税制改革法案「ADAPT Act」を提出した。ステーブルコイン決済や10ドル以下の手数料を非課税とする一方、ウォッシュセール・ルールを初適用し、ステーキングの税務ルールも明確化する。
14:26
米ファイサーブ、デジタル資産基盤を稼働 米国の州営銀ステーブルコインが第1弾
米決済大手ファイサーブは1日、デジタル資産プラットフォームが金融機関向けに稼働したと発表した。第1弾はノースダコタ銀行の米ドル建てステーブルコイン「Roughrider Coin」で、ソラナ上で州内90超の銀行・信用組合の銀行間送金に使われる。
14:01
アマゾンのAWS、ブロックチェーン管理サービスを2027年9月終了
アマゾンウェブサービス(AWS)は、Amazon Managed Blockchainのサポートを2027年9月29日に終了すると発表した。新規受付は2026年10月29日に停止し、既存顧客には早期の移行計画立案を呼びかけている。
12:25
ハイパーリキッド関連団体とサークル社、仮想通貨規制「MiCA」見直しで意見書
ハイパーリキッド・ポリシーセンターとサークル社がそれぞれ欧州委員会に意見書を提出。無期限先物とステーブルコインの規制についてそれぞれ要望を述べた。
10:45
ポルシェのWeb3プロジェクトが終了、NFTはブロックチェーンに残存へ
高級車大手ポルシェのWeb3プロジェクトが終了することが発表された。同社のモデル911のNFTは仮想通貨イーサリアム上のブロックチェーンに残るという。
10:20
SBIデジトラスト、日韓間ステーブルコイン送金で共同検証へ
SBIデジトラストは韓国のNICE情報通信、DSRVと、日韓間のステーブルコインを活用したクロスボーダー送金・決済の商用化に向け共同検証の実施について基本合意書を締結した。実現すれば、日韓間の決済手段の選択肢が広がる可能性がある。
09:57
ポリマーケット国際版、個人口座の約7割が損失=ギャラクシー分析
米ギャラクシーが予測市場ポリマーケット国際版の全オンチェーン決済記録を分析。個人口座約290万のうち69.2%が損失で、合計3億3,890万ドルの赤字となった。損失後の離脱率や分野別の黒字比率の差から、勝者と敗者の行動の違いを読み解く。
09:30
ビットコイン、上昇の初期段階も売り注文の壁が上値抑制=グラスノード
オンチェーン分析企業グラスノードは、ビットコインは上昇の初期段階にあるが市場参加者の広がりは限定的と分析。ETF流入の減速や8.5万ドル付近の売り板に言及した。
09:30
リップル、ブラジルの中央証券保管機関とXRPレジャーで提携
リップルはブラジルの証券保管振替機関CSD BRと提携し、XRPレジャーを使ってBTGパクチュアルの投資信託受益証券の記録・監査を始めると発表した。
08:20
イーサリアム発行量削減案、次期アップグレード『ヘゴタ』実装候補から撤回
イーサリアムの発行量削減案「EIP-8363」が、次期アップグレード「ヘゴタ」の検討対象から撤回された。想定されていた利回り低下は当面見送られる形となった。
07:42
ビザとロイズ、ステーブルコインの越境決済の実験完了
ビザとロイズ・バンキング・グループは、ステーブルコインの越境決済のライブ実験を完了。利用したブロックチェーンや決済の規模など、実験の内容を発表している。
07:35
米イリノイ州、仮想通貨0.2%課税の延期へ合意
米イリノイ州当局と原告側は、仮想通貨取引への課税施行を2027年1月から7月に延期することで合意し、裁判所に共同申立てを行った。対象事業者は新たな期限までの対応期間を確保できる。
06:45
イーサリアム財団、AI利用料を匿名で支払う新技術「zkAPI」始動
イーサリアム財団は、ブテリン氏らが設計した匿名決済技術「zkAPI」をメインネットで稼働させた。ゼロ知識証明により決済層と提供者の双方が身元や内容を把握できない仕組みだ。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧