ULTRAMANのNFT、リリースへ
エンターテイメントテクノロジー企業NOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ)は15日、株式会社ヒーローズの発行する人気コミックス『ULTRAMAN』のNFT(非代替性トークン)化とグローバル展開を発表した。
円谷プロダクションの許諾のもと、ULTRAMANシリーズのキャラクターや世界観を日本発のNFTとしてグローバル市場で提供していく。
ULTRAMANシリーズは1966年に公開された円谷プロダクション製作の特撮テレビドラマ「ウルトラマン」のその後を描く漫画作品。2019年からはストリーミング大手のNetflixで配信を開始しており、国内外で人気を誇る。2022年春にはシーズン2配信を控えている。
ULTRAMANのNFTはNOBORDER.z社が開発したメタバースと連動したNFTマーケットプレイス「XANALIA(ザナリア)」で提供される見込み。また、従来のNFTだけではなく、「NFTを活用したゲームなど様々な用途を持たせる」計画もあるという。
ザナリアはNOBORDER.z社が開発後、現在はDeFi(分散型金融)モデルやメタバースとの連動などを特徴とするNFTプラットフォーム。また、株式会社ヒーローズは独自のWEBコミック配信サイトでULTRAMANなどの作品を連載しており、木下グループや小学館クリエイティブが主要株主だ。
NOBORDER.zはドバイや米国など世界8ヵ国に拠点を置くエンターテインメントテック企業。ブロックチェーンとAI(人工知能)、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)などを取り入れたソリューションを提供している。