ブロックチェーンの「Block」も
ジャック・ドーシー氏がCEOを務める米フィンテック企業Square Inc.,は1日、「Block Inc.(ブロック)」に改名することを発表した。
Block is @Square, @CashApp, @spiralbtc, @TIDAL, @TBD54566975, and our foundational teams who support them. We’re here to build simple tools to increase access to the economy. https://t.co/CkVKxHPkqy pic.twitter.com/RMOnxCLP9Y
— Block (@blocks) December 1, 2021
名称の変更は12月10日に実施される予定で、株式のティッカーシンボル「SQ」を変更しない。また、スクエア傘下の仮想通貨事業部門「Square Crypto」は「Spiral」に改名されるという。
ドーシー氏は発表で、「Blockは新しい名称だが、経済的エンパワメントの志に変わりはない」と説明。また、スクエアは、「Blockという名前はドーシーCEOの仮想通貨とブロックチェーンへの関心も反映している」とした。
スクエアはドーシー氏が2009年に設立した決済企業で、ビットコイン(BTC)取引が可能な送金アプリ「Cash App」も運営している。
スクエア改名に関して、ドーシー氏が今後仮想通貨・分散型技術の事業に移る計画があるとされている。2日前に、ドーシー氏はツイッター社の最高経営責任者(CEO)の職を退任したことを発表した。
ドーシー氏は以前からスクエアに関するビットコインハードウォレットなどの分散型アプリケーションの開発について積極的にツイートしていることから、今後ブロックチェーン技術に専念する可能性が高いと見られる。
スクエアはCash Appのほか、ユーザーがより容易にアクセスできるためのビットコインDEX(分散型取引所)を計画しており、先日その事業計画書(ホワイトペーパー)を公開した。