はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米ユニバーサルミュージック、アバター企業Geniesと提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

所属アーティストのアバター活動が可能に

米大手音楽会社ユニバーサルミュージックグループ(UMG)は9日、アバター技術企業Genies(ジーニーズ)と提携して、所属アーティストのアバターやNFT(非代替性トークン)を開発していくと発表した。

すでにGeniesは、ジャスティン・ビーバー氏、リアーナ氏、ショーン・メンデス氏、J・バルヴィン氏などの著名ミュージシャンとアバター開発で個別契約を結んでいるが、これからはUMGに所属するすべてのアーティストが、メタバース上でアバターを持つことが可能になる。

アーティストは、デジタル空間での活動を行う他、自分のアバターに着せたり、ファンが収集できるアバター用の衣服もNFTとして発売することができる見込みだ。

関連次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。例えば、『The Sandbox』というゲーム内のメタバースでは、ボクセルアート制作ツールやゲーム制作ツールが提供されており、ユーザーはそのなかで自作のゲームや施設を作ることができる。

▶️仮想通貨用語集

UMGの商業イノベーション・アーティスト戦略責任者であるセリーヌ・ジョシュア氏は、次のようにコメントした。

UMGは、Web3.0とバーチャルエコノミーの可能性を先導し、解き放ち続けていく。Geniesとのパートナーシップにより、進化するデジタル世界で、私たちのアーティストに力を与えるための枠組みを構築した。

また、Geniesのタレントリレーション部長ジェイク・ベッカー氏は、「アーティストがバーチャル・アイデンティティを構築し、確立することの本当の意義を明らかにしていきたい」と意気込みを示している。

Web3.0とは

ウェブ3.0(Web3.0)は、Web1.0およびWeb2.0に続く、ウェブサイトおよびインターネットの潮流、特徴および構造を表している概念。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

▶️仮想通貨用語集

アバター用衣服のマーケットプレイス開発も

Geniesは、一般消費者や著名人が高品質なアバターを作成するためのツールを提供している企業。「NBA Top Shot」や「CryptoKitties」などの人気NFTを手がけてきたDapper Labsと共同で、アバター用ウェアラブル(衣服・服飾品)のマーケットプレイスや、消費者向けアプリなども開発している。

Geniesによると、UMGの他、ワーナーミュージックグループ、全米フットボールリーグ(NFLPA)などの団体、数千人のセレブリティとの契約を結んでおり、現在「セレブリティアバター市場」で9割以上のシェアを獲得しているという。

5月には、BONDが主導するシリーズB投資ラウンドで合計6,500万ドル(約74億円)の資金を調達したと発表した。Dapper Labs、コインベースベンチャーズなども投資に参加している。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/27 水曜日
18:20
「Web3と日本のセキュリティトークンは融合するのか?」レポート|WebX 2025
WebX2025で行われたセキュリティトークンのパネルディスカッション。日本市場は累計2,230億円規模に成長する一方、グローバルではトークン化MMFが270億ドル市場に急拡大。DeFiとの融合など今後の展望を業界リーダーが議論した。
17:56
Bitwise責任者が語る「米国のビットコインETFと既存金融への影響」|WebX2025
WebX 2025でBitwise Asset ManagementとGalaxy Digitalの専門家が米国ビットコインETF承認後の市場変化、規制環境の転換、ステーキング等の次世代機能、日本市場の課題を議論。
16:38
「Tokyo Hash」が「HashKey Japan」に社名変更 日本市場での事業拡大を加速
HashKey Group傘下のTokyo Hashが「HashKey Japan」へ社名変更。日本市場を戦略拠点に、取引に加え資産運用やオンチェーン機関サービスへ事業拡大を加速。
13:40
Gemini、XRPクレカ発行でアプリ順位急上昇 コインベースを追い抜く
米取引所GeminiがXRP報酬付きクレジットカードを発表し、AppStoreランキングでコインベースを抜いて11位に浮上した。最大4%のXRPキャッシュバック、年会費無料などの特典で、ユーザーの大きな注目を集めている。
13:05
グーグル、金融向けL1ブロックチェーンGCULを開発中
グーグルが金融向け独自L1ブロックチェーンGCULを開発していることが判明した。パイソン基盤のスマートコントラクトを特徴とし、数十億ユーザーへの展開を計画している。
11:25
SBIとチェーンリンク、RWAとステーブルコインで戦略的パートナーシップ締結
SBIグループが仮想通貨チェーンリンクとの戦略的提携を発表。トークン化資産、規制対象ステーブルコイン事業などを日本・アジア市場に焦点を当てて展開していく計画だ。
10:55
「ETHは5400ドル台まで上昇の可能性」トム・リー引用の価格分析
ビットマインの会長のトム・リー氏は、仮想通貨イーサリアムの価格分析をXで引用。この分析によるとイーサリアムは4,300ドル付近で底を打ち、5,450ドル近くまで上昇する可能性がある。
10:35
カナリーキャピタル、初のトランプコイン(TRUMP)現物ETFを申請
カナリーキャピタルがトランプ大統領のミームコイン「TRUMP」の現物ETFを申請した。完全直接投資型は初となる。SEC承認のハードル、他社との違いを解説する。
10:06
トークン×金融: メガバンクと証券会社が牽引する金融の近未来|WebX2025
WebX2025でメガバンク・証券会社幹部がトークン化金融を議論。2000億円市場の実績、T+2決済の課題、ステーブルコイン活用戦略を詳報
09:55
クジラ売却後のビットコイン相場、再び強気転換の兆しか=Bitcoin Vector分析
ビットコイン大口投資家が先週日曜日に2万4000枚を売却し価格が4000ドル急落したが、ビットコイン・ベクターの分析では構造転換指標が再び強気転換を示している。アルトコイン・ベクターはイーサが5000ドル突破を目指すと分析した。
09:15
金融トークン化の現状、Bitwise・Visa・DigiFT責任者が討論|WebX2025
2025年のWebXで金融トークン化の専門家パネル実施。マネーマーケットファンドから始まる段階的普及戦略、規制課題、決済インフラ整備について議論。米SEC規制緩和の動向も解説。
08:40
AI駆動型ヘッジファンドNumerai、JPモルガンから5億ドル投資獲得 
AI駆動型ヘッジファンドのヌメライが、JPモルガン・アセット・マネジメントから5億ドルの投資を獲得。2024年に25.45%のリターンを記録し運用資産4億5000万ドルに拡大。
07:42
メタマスク、グーグルなどのソーシャルログイン機能を導入
メタマスクが8月26日、グーグルやアップルアカウントを使った新しいソーシャルログイン機能を発表。従来の12単語シードフレーズやログインパスワードの管理を簡素化しつつもセルフカストディアル性を維持。
07:10
シャープリンク、イーサリアム保有量約80万ETHに増加
シャープリンクが8月24日時点でイーサリアム保有量を79万7704枚まで拡大。週間5万6533枚購入し約37億ドル相当のETH資産を保有。
07:00
マネックスG、日本円建てステーブルコイン発行を検討
マネックスグループは、円に連動するステーブルコインの発行を国内で検討していることがわかった。また、欧州の仮想通貨関連企業の買収を検討していることも明らかになっている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧