Uniswapがマルチチェーン対応へ
大手暗号資産(仮想通貨)分散型取引所Uniswapの開発企業Uniswap Labsはポリゴン(MATIC)のブロックチェーンを採用する準備を発表した。
ポリゴンを採用するのは、Uniswap(ユニスワップ)のコミュニティの提案によるもので、UNIトークンの投票で「72,126,216の賛成票vs503,009の反対票」として提案が通過。
🗳 The Uniswap community has voted to deploy v3 on @0xPolygon through the governance process.
— Uniswap Labs 🦄 (@Uniswap) December 18, 2021
⚡️ Uniswap Labs will deploy Uniswap v3 contracts within a few days.
👀 Stay tuned. pic.twitter.com/LwVLwEngPl
Uniswap Labsはこれから数日間、分散型取引所「Uniswap v3」のスマートコントラクトをポリゴンに導入すると説明した。
コミュニティはイーサリアム(ETH)メインネットのガス代や処理速度の問題を解決する案としてスケーリングソリューションを提供する高速なポリゴンネットワークへの導入を提案した。また、ポリゴンのほか、今年の7月にイーサリアムのL2ソリューション「Optimistic Ethereum」、そして8月にはもう一つのL2ソリューション「Arbitrum」でもUniswap v3がローンチされた。
CoinGeckoのデータによると、Uniswapは全てのブロックチェーンにおいて出来高が最も高い分散型取引所だ。24時間の出来高は約2,400億円に達している。
Polygonとは
イーサリアムのスケーラビリティ問題に取り組み、補助するための開発フレームワークを提供するプロジェクト。
イーサリアムと互換性があるサイドチェーンで、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用した「Polygon PoS Chain」などのソリューションを提供している。
▶️仮想通貨用語集