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米インテル、ビットコインのマイニングASICを発表か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

独自のマイニングチップ製造か

米半導体メーカーインテル(Intel)は2月下旬に暗号資産(仮想通貨)ビットコインのマイニングASICのリリースを予定している可能性が浮上した。IT系メディアToms Hardswareが報じた。

インテルが発表するとされるマイニングチップは「Bonanza Mine」(ボナンザ・マイン)と称された新たなASIC。現段階では、超低電圧でエネルギー効率が優れていることのみ明かされている。

発表は2月20日から28日にかけて開催が控える技術系カンファレンスISSCC 2022(国際半導体会議)で行われる見込み。同カンファレンスの日程によると、2月24日深夜頃を予定している。

出典:ISSCC

ASICはビットコインのマイニングに特化した電子回路の総称。従来のGPUやCPUより一つの作業に特化しているため、より仮想通貨採掘に適している。

ASICとは

Application Specific Integrated Circuitの略称で、仮想通貨の採掘専用の電子的回路(集積回路)を指す。一般的な電子機器に使用されているGPUやCPUチップよりマイニングに特化している。

▶️仮想通貨用語集

関連:初心者でもわかる、ビットコインのマイニング(採掘) 3種類の方法を解説

2021年12月には、インテル社のラジャ・コドゥリGMがゲーミングGPUに関するインタビューを行った際に仮想通貨のマイニングについても以下のようにコメントしていた。

ブロックチェーンはトランザクションの処理に適している。GPUはグラフィックやゲーミングに適しているが、弊社はより効率的に、コストと出力を抑えた形でのブロックチェーン承認(マイニング)の方法を模索している。

近い将来、この興味深いハードウェアを紹介する予定がある。

これまではビットメイン社がビットコインマイニングに特化したASIC機器の製造大手として君臨してきたが、半導体の資源不足などで出荷時期が遅れる傾向があった。

関連:マイニング大手Bitmain、中国への採掘機器出荷を停止

関連:Bitmain、仮想通貨マイニングマシンの出荷で大幅遅延

インテルの仮想通貨動向

インテル社は2018年末にも米国特許商標庁(USPTO)からエネルギー効率の優れたビットコイン・マイニング・プロセッサーの特許を取得した経緯がある。

関連:半導体大手Intel、仮想通貨ビットコインの省エネマイニング技術特許取得

また、21年夏には、インテル社が仮想通貨取引所として米国で初の株式上場を果たしたコインベースの株式を保有していることが判明していた。

関連:インテル社、コインベース株の保有が判明

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