「Oculus」から「Meta Quest」へ
マーク・ザッカーバーグ氏をCEOとする米大手テック企業メタ(旧Facebook)社は27日、同社の提供するVRブランド「Oculus」を新しく「Meta Quest」と呼ぶことを発表した。
これに伴い、「Oculus Quest from Facebook」のブランド表記は「Meta Quest」へ、「Oculusアプリ」は「Meta Questアプリ」に変更される。
New Name. Same Mission. pic.twitter.com/USJafAPEdW
— Meta Quest (@MetaQuestVR) January 26, 2022
背景
昨年のConnect2021にて、旧フェイスブック社は、新たな企業ブランド「メタ(Meta)」を発表。GAFA企業の一角がメタバース参入を示す動向として大きく注目を集めた。
同社は「メタバースを社会のつながりの次なる進化」と考えており、メタバースを会社の新しいビジョンとして採用。今後2年間でメタバース領域に対して5000万ドル(55億円)相当の投資をする方針なども表明していた。
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メタ社はVR(仮想現実)は人々がメタバースにアクセスするための最も没入的な方法であると説明。今回の名称変更があった「Oculus」は、VRデバイスのブランドで、VRヘッドセット「Quest」がメタ社の製品であることを明確にする狙いがあるという。
Meta Questよりご案内https://t.co/zBwPCMZzLL pic.twitter.com/FUxTj6QFLt
— Meta Quest Japan (@MetaQuestJapan) January 27, 2022
なおMeta Quest側は、ブランド表記の変更後も「ソフトウェアや開発者向けツール」など企業の中核としてOculusの築いてきたものは存続すると説明している。