はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米NYDIG、ビットコインの給与受取サービスを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインによる給与貯蓄プランをリリース

米暗号資産(仮想通貨)投資企業NYDIGは1日、企業の従業員が給与の一部をビットコイン(BTC)で受け取り、貯金することができるサービスを発表した。

NYDIGによると、この一種の福利厚生サービスでは、従業員が給与の何パーセントをビットコインに自動変換するかを選択することができる。

また、ビットコインを取引することも可能。取引手数料や保管手数料は無料で、ユーザーが保有するビットコインの100%が、NYDIGが提供する安全性の高いコールドストレージシステムで保管されるという。

コールドウォレットとは

仮想通貨を保管するための財布の役割を果たす「ウォレット」の中で、インターネットと完全に切り離されたものを指す。

▶️仮想通貨用語集

米NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のベテラン選手だった、ドリュー・ブリーズ氏が所有する企業が、NYDIGの新サービスを使う企業の一つとなる。

ブリーズ氏の会社(EverbowlやStretchZoneなど)は今後、その従業員にビットコインによる貯蓄プログラムを提供することができるようになる見込みだ。ブリーズ氏自身も、プログラムを使って報酬の一部をビットコインに変換する予定であるという。

ブリーズ氏は次のようにコメントした。

長い間、ビットコインは私にとって近寄りがたいものだった。しかし、お金や長期的な資産価値、金融の歴史などを知ろうと努力するにつれ、ビットコインの重要性が分かった。

そのため、私は給料が支払われる都度、その一部をビットコインに割り当てられるプログラムを利用する。また、私が関わる企業の従業員にも、その選択を可能にすることが楽しみだ。ビットコイン貯蓄プランは、資産形成を始める最も簡単な方法の1つだ。

サービス開始時点での導入企業

プロバスケットボールチーム「ヒューストン・ロケッツ」や、レストラン大手Landry’sも、NYDIGのビットコイン貯蓄プランを従業員に提供するという。

ヒューストン・ロケッツなどを傘下に抱えるFertitta Entertainmentのティルマン・フェルティッタCEOは、ビットコイン貯蓄プランが優れた人材を獲得するのにも役立つと意見した。

「最先端の福利厚生を提供することで、労働力になる新しい世代にアピールすることができる」とする格好だ。

その他、NYDIGの新サービスを活用する企業には、デジタル化ソリューション大手Q2、MVB銀行、Vantage銀行、ビットコインマイニング企業Iris Energyなどが含まれている。

NYDIG自体も、全従業員がビットコイン貯蓄プランを利用できるようにする予定だ。

ニューヨーク市長が仮想通貨で給与受取

米国では、雇用主側が直接に、仮想通貨で給与支払いを行うことはできないが、いくつかの企業が、給与の仮想通貨受取を可能とするサービスを展開している。

NYDIGの他には、仮想通貨取引所コインベースや、ストライクが給与受取サービスを提供。最近、ニューヨーク市のアダムス新市長が、初任給をビットコインとイーサリアム(ETH)で受け取ったことが話題となったが、市長はコインベースのサービスを利用している。

関連米NY市長、ビットコインとイーサリアムで給与を受け取った目的とは

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/09 木曜日
17:13
米最大手取引所コインベース開発のBaseが「トークン専門家」を募集開始 独自トークン検討か?
コインベース支援のイーサリアムLayer 2プロジェクトBaseが「トークン・ガバナンス調査専門家」の採用を開始。独自トークン発行に向けた計画が本格化か。
16:18
大手予測市場ポリマーケットに独自トークン発行の可能性、ICE投資後にCEOが示唆
予測市場大手ポリマーケットのコプランCEO が独自トークン「POLY」発行をXで示唆した。3000億円規模のICE投資発表後のタイミングで憶測が広がっている。
14:52
Binance Japan、PayPayと資本業務提携契約を締結 PayPayマネーによる仮想通貨購入サービスを検討
日本のキャッシュレス決済最大手PayPayが、世界最大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスジャパンの筆頭株主に。40%の株式取得により資本業務提携を実現し、PayPayマネーで仮想通貨を購入・売却できる新サービスを展開予定。7000万人のユーザー基盤と世界2.9億人のBinanceネットワークが融合し、日本のデジタル金融に革命をもたらす提携内容とは。
14:13
ソラナDEXジュピター、独自ステーブルコイン「JupUSD」発行へ エセナと提携
仮想通貨ソラナ最大のDEXアグリゲーター「ジュピター」が独自ステーブルコイン「JupUSD」を2025年中にローンチ予定だ。エセナと提携しUSDtbを担保に採用するとしている。
11:46
ビットコイン高止まり、過去最高水準の機関投資家需要とBNBミーム熱が市場牽引
仮想通貨市場で2つの大きな動きが確認された。1. ビットコインETFへの資金流入が過去最高水準に到達、大手金融機関の配分解禁で機関需要が加速。2. バイナンスのBNBチェーンのミームコイン市場が急拡大、10万人超の新規トレーダーが流入し取引量8200万ドル超え。最新市況を分析。
11:25
Superteam Japan、ナスダック上場DFDVと提携 日本でのソラナ特化トレジャリー事業展開へ
Superteam Japanがナスダック上場のDFDVと提携し、日本初のソラナ特化トレジャリー事業「DFDV JP」の立ち上げを目指す。韓国に続くアジア2例目の展開で、日本の投資家にソラナ成長への参加機会を提供する。
11:20
仮想通貨SOSOのエアドロップ戦略|SoSoValueの特徴やインデックストークンについて解説
仮想通貨SOSOのエアドロップ獲得のポイントを解説。SoSoValueの特徴から、報酬モデル、リスク管理まで網羅。価格情報や今後の展望も。
10:46
Linea(リネア)とは?SWIFTに選ばれる理由・報酬プログラムの始め方
世界11,000の金融機関を結ぶSWIFTがパイロット採用したLinea。TVL16億ドル、85%エコシステム配分の理由とは?メタマスク報酬3,000万ドル、Ignition10億トークンの獲得方法を解説。
10:27
「25年4QはビットコインETFに記録的な資金が流入」Bitwise
仮想通貨運用企業Bitwiseの最高投資責任者は、2025年4QにビットコインのETFに記録的な資金が流入すると同社が予測していると公表。要因を3つ挙げている。
09:55
CZ氏率いるYZiラボ、BNB開発者支援で1,500億円のファンド設立 ミームコイン取引も活発
バイナンス前CEOのCZ氏率いるYZiラボが、10億ドル規模のBNBチェーン開発者支援ファンドを発表した。仮想通貨BNBは急上昇しており、ミームコイン取引も活発化している。
09:41
メタマスク、仮想通貨の永続契約取引機能をローンチ
イーサリアムなどのブロックチェーンに対応する仮想通貨ウォレットのメタマスクは永続契約取引機能をローンチしたと発表。ポリマーケットへの対応計画や報酬プログラムについても説明した。
10/08 水曜日
17:12
ビットフライヤー、「スカイ(SKY)」の取扱い開始
bitFlyerは、メイカーダオ(MakerDAO)の後継トークン「スカイ(SKY)」の取扱いを開始。取扱記念キャンペーンも実施し、販売所での購入が可能となった。
16:54
Binance Japanとは?59銘柄対応の現物取引、7つの主要サービスを提供
Binance Japan(バイナンス・ジャパン)の全貌を解説。64銘柄の取扱い暗号資産(仮想通貨)の内訳、、多彩なサービス内容まで。世界最大級の取引所が日本にもたらすWeb3事業の展望も探る。
16:15
IG証券、ビットコインETF・イーサリアムETFのCFD取引を提供開始
IG証券がビットコインETF・イーサリアムETFのCFD取引を開始。制度化が進む日本市場で、税区分や課税扱いを巡る動向にも注目が集まる。
14:00
「ビットコインは金に比べ著しく過小評価」ライトスパークCEO語る
ライトスパークCEOのデービッド・マーカス氏が、ビットコインは金と比較して著しく過小評価されており、金と同等の価値なら1BTC=130万ドルに達すると主張した。金価格が史上最高値の4000ドルを突破する中、JPモルガンもビットコインが過小評価されていると指摘し、16.5万ドルの価格予測を発表している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧