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米FBI、バレンタイン関連の仮想通貨詐欺に注意喚起

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

恋愛詐欺が増加傾向

米連邦捜査局(FBI)は11日、バレンタイン・デーに先駆け恋愛関連の詐欺事件が急増していると注意喚起を発表。また、暗号資産(仮想通貨)を利用する事例もトレンドになりつつあると分析している。

FBIのサンフランシスコ支局はオンライン上での恋愛詐欺が急増している傾向を危惧。2021年にFBIのインターネット犯罪苦情センター(IC3)に寄せられた苦情によれば、2021年の恋愛関連詐欺による被害額は6,400万ドル(74億円)と20年の3,500万ドル(40億円)からおよそ9割増加。一方で、カリフォルニア州北部地区内で受けた苦情の数は、2021年が742件、2020年が720件とほぼ変わらない結果となった。

また、傾向として特に高齢者が狙われる事例が多く、60歳以上の被害者は193人に上る。被害額は1,800万ドル(20億円)に及んだ。

仮想通貨詐欺

さらに、FBIは仮想通貨投資や仮想通貨の送付を求める恋愛詐欺事件が増加している傾向にあると分析。

主な手口としては、被害者の信頼を得た後、偽の仮想通貨取引サイトに誘導。最初に仮想通貨取引で利益が発生すると、さらなる入金を促される。その後、出金が不可能となり、相手から連絡が途絶えるケースが多いと説明した。

なお、FBIは悪質詐欺から自信を守る手段として以下の心得を推奨した。

  • オンライン上でしか面識の無い人物の助言を基に送金、投資、トレードを行わない
  • 他人に自身の資産状況を明かさない
  • 個人情報をオンライン上の人物や正当性の証明できないサイトに提供しない
  • 莫大な利益を保証する投資・トレードサイトを信用しない
  • 早期の行動を促す「期間限定の投資機会」を主張する人物に注意する

ブロックチェーン分析企業チェイナリシスの調査によれば、2021年の仮想通貨犯罪被害額は歴代最高の140億ドル(1.6兆円)を突破。ただ、相場の高騰に伴い被害額が増加した一面もあり、全体の取引量に対する犯罪利用率は歴代最低水準であった。

出典:Chainalysis

関連: 2021年の仮想通貨の犯罪利用率は過去最低水準「0.15%」まで縮小

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