はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

バイナンス、中東初の規制ライセンス取得 ブラジルで証券企業の買収を計画

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バーレーンの規制ライセンス取得

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは14日、バーレーン中央銀行から暗号資産サービスプロバイダーとしてのライセンスを取得したことを発表した。

バイナンスにとっては、中東諸国が構成する湾岸協力理事会(GCC)領域、また中東・北アフリカ(MENA)地域においても初の暗号資産ライセンス事例となる。

今回取得した暗号資産ライセンスにより、バイナンスはバーレーンの規制当局の監視の下、仮想通貨の取引やカストディーサービスの提供が可能となる。

湾岸協力理事会(GCC)はサウジアラビア、バーレーン、クウェート、オマーン、アラブ首長国連邦、カタールの6カ国が構成する経済同盟。21年12月にもバーレーン中央銀行から「原則的な承認」を受けていたが、今回は正式にライセンスを取得した格好となる。

バイナンスのチャンポン・ジャオ(CZ)CEOは以下のようにコメントした。

今回のライセンスは我々が世界中で完全にライセンスを受け、規制される取引所になる過程で、大きなマイルストーンとなった。チーム・バーレーンとサルマン・ビン・ハマド・アール・ハリーファ・バーレーン王国皇太子の協力に感謝を申し上げる。

バーレーンは消費者保護など仮想通貨規制の策定において、世界中の規制当局が参考にすべき先見性を示した。

関連:バイナンス、カナダとバーレーンでライセンス取得

ブラジル証券企業とMoU締結

また、バイナンスは同日、ブラジルの証券仲介(ブローカー)企業「Sim;paul Investimentos」のM&A(買収)に向けた了解覚書(MoU)の締結を発表した。

関連バイナンス、仮想通貨業界以外でも投資へ

CEOのCZ氏は以下のようにコメントした。

バイナンスの目標は、世界中で仮想通貨の採択を増やすことで、ユーザーやブロックチェーンコミュニティ、そして社会全体に前向きな影響を与えることだ。

ブラジルのような急速に発展する市場において、クリプトは人々の生活を変革し、促進することができるため、規制当局と完全に協力して、バイナンスはブラジルのコミュニティとエコシステムの発展に貢献できることがたくさんあると信じている。

Sim;paul社は2019年に設立されたばかりの証券企業だが、2020年10月にブラジル中央銀行から承認を受けた。また、ブラジルの証券取引委員会(CVM)からも承認されている。

一方のバイナンスは21年夏、ブラジルの証券取引委員会(CVM)から仮想通貨のデリバティブ契約が有価証券に該当するため、ポルトガル語でのデリバティブ取引の提供を停止。20年にも先物取引の提供停止を命じられており、大型市場であるブラジルで規制当局からライセンスを取得していないことが、ネックとなっていた経緯がある。

関連: バイナンス、ブラジルでデリバティブの提供を停止

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/16 土曜日
13:45
トランプ一族支援のアメリカンビットコイン、日本・香港企業買収を検討
ドナルドJrとエリック・トランプ氏が支援する米仮想通貨マイニング企業アメリカンビットコインが、日本と香港の上場企業買収を検討中。マイケル・セイラー氏の戦略に倣い企業財務でビットコイントレジャリー企業を目指す。
13:18
仮想通貨取引所ジェミナイがIPO届出書公開 リップル社からの信用枠も設定
米仮想通貨取引所ジェミナイがナスダックへの上場申請書類を公開した。2025年上半期は純損失が拡大も、リップル社から信用枠も確保している。
11:20
ニューヨーク州議員、仮想通貨取引に0.2%課税法案を提出
ニューヨーク州議会のフィル・ステック議員が仮想通貨取引に0.2%の物品税を課す法案を提出。ビットコインやNFT取引が対象で年間1億5,800万ドルの税収を見込む。
10:15
米司法省、ランサムウェア攻撃容疑者から約4億円の仮想通貨を押収
米司法省がランサムウェア攻撃容疑者から280万ドル超の仮想通貨を押収した。トランプ大統領のビットコイン・仮想通貨準備金政策により、政府が備蓄資産に加える可能性もある。
09:50
ヒューマファイナンス、Eコマース販売者向け当日決済ソリューションを発表
ソラナ基盤のPayFiネットワークを運営するヒューマファイナンスがArf、Geoswift、PolyFlowと提携し、世界大手Eコマースプラットフォーム販売者向けの即時決済サービスを開始。
08:10
ETH財務企業ビットデジタル、25年2Qに黒字転換
ビットデジタルは2025年2Qの決算を発表。仮想通貨イーサリアムの保有量やステーキング量も報告し、今後もイーサリアムの買い増しを継続すると説明した。
07:30
DeFiデベロップメント、ソラナ保有量387億円相当に拡大
ソラナ特化型財務戦略企業DeFiデベロップメントが2200万ドルで11万SOL追加取得。総保有量142万SOLで1株あたり0.0675SOLに増加。
06:30
ビットマイン、186億円相当イーサリアムを追加取得
ETHトレジャリー企業ビットマインが過去2時間でギャラクシー・デジタルのOTCアドレスから大口ETH移転を受領。総保有量120万ETHから拡大継続。
06:00
イーサリアムトレジャリー企業シャープリンク、四半期決算で大幅赤字
仮想通貨イーサリアム財務戦略企業シャープリンク・ゲーミングが第2四半期決算で大幅赤字。ETHステーキングに関する8780万ドルの非現金減損が損失の大部分を占める。
05:35
米FRB、仮想通貨監督の特別プログラムを終了 トランプ政権の規制緩和受け
米連邦準備制度理事会が2023年開始の仮想通貨・フィンテック特別監督プログラムを終了し、通常監督へ統合。トランプ政権の規制緩和方針が牽引。
08/15 金曜日
19:30
スイ(SUI)2025年の価格予想と成長の鍵|リスク・注目点は?
暗号資産(仮想通貨)スイ(SUI)の2025年価格予想や将来性を徹底解説。VanEckの16ドル予測、現物ETF申請、技術的特徴、投資リスクまで網羅。国内取引所比較や最新エコシステム情報も掲載。
17:21
Base Appとは?コインベースのWeb3アプリの使い方を徹底解説
CoinbaseのBase Appの特徴、始め方、エアドロップの可能性を詳しく解説。Web3スーパーアプリとして進化するBase Appで、ソーシャル・決済・DeFi機能を一つのアプリで体験。国内取引所からの送金方法も完全ガイド。
16:00
TRON創設者ジャスティン・サンが語るWeb3の未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、TRONのジャスティン・サン(Justin Sun)独占インタビュー。80億人の金融自由実現に向けたビジョンと、日本のWeb3市場への期待、WebX 2025参画について聞く。
16:00
xStocksとは?仕組みと活用例をわかりやすく解説
xStocks(エックスストックス)はAppleやTeslaなど米国株をブロックチェーン上でトークン化し、24時間365日取引可能にした革新的サービス。DEXでの購入方法、リスク、税務上の注意点まで初心者向けに詳しく解説します。
14:20
コインベース、メタマスクユーザーのUSDC手数料をBase上で半額に 
米大手取引所コインベースは、決済プラットフォームMercuryoと提携し、MetaMaskユーザーのUSDC購入手数料を50%削減する。また、USDCを発行するCircle社はステーブルコインに特化したL1ブロックチェーンの開発計画を発表。USDCのエコシステム拡大につながると期待されている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧