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英金融規制当局、仮想通貨部門を新設へ 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨部門長を求人募集

英金融行動監視機構(FCA)は15日、暗号資産(仮想通貨)部門のリーダーを募集する求人情報を公開した。この部門は、FCAの「監督、政策・競争局」に新設されるものだ。

今回求人する仮想通貨部門長の役割は、規制の策定にも参加するなど重要なものとなる見込み。FCAは、次のように説明している。

採用された者は、英国内の仮想通貨企業に対するFCAの規制アプローチを主導する。ライセンス登録された企業の革新的で複雑なビジネスモデルを監督すると共に、詐欺や不正行為に関与する可能性のある未登録企業に対処していく。

また、部門長は仮想通貨セクターのイノベーションを促進し、そのセクターに関して英国政府の構想を実現。「仮想通貨の人気が高まり続ける中で」消費者保護に貢献していくという。

FCAとは

FCAは、英国の金融を規制する機関。金融サービス業に携わる企業の行動を規制している。

▶️仮想通貨用語集

主な職務内容

仮想通貨部門長の具体的な職務内容として、FCAは以下の分野を挙げた。

  • 指導と管理
  • 規制体制の構築
  • 関係機関との協力
  • 部門の運営

まず、「指導と管理」については、新たに仮想通貨部門を立ち上げ、リーダーとしてチームをサポートしていくことが役目だ。

「規制体制の構築」という面では、将来の規制政策を策定していく。前例がないケースを管理するための監督フレームワークを構築し、関連するリスクの特定を行う。

「関係機関との協力」については、「仮想通貨投資が普及する中」、国際的規制当局や、議会、業界などと協力して政策を策定していくことが役割だ。

「部門の運営」については、従業員の採用やトレーニングなどが挙げられている。

規制体制を強化中

FCAは、仮想通貨に対する規制体制を強化しているところだ。11日には、英国に設置されている仮想通貨ATMを閉鎖するよう命じた。ATMを運営するには、資金洗浄対策等の規制に準拠する必要があるとしている。

21年6月には、仮想通貨企業のライセンス登録について、審査体制を強化。これまでにライセンス申請した106社の内、27社しか承認していない状況で、申請を却下された、または諦めた企業も多い。

関連英規制当局、仮想通貨ATM運営の違法性を指摘

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