マルチチェーン対応のウォレット
米最大手暗号資産(仮想通貨)取引所が提供する自己保管型ウォレット「コインベースウォレット」はソラナ(SOL)ブロックチェーンに対応開始した。
ソラナブロックチェーンへの対応はウェブブラウザの拡張機能のみとなる。ウォレットのユーザーはSOLおよびソラナ基盤のSPLトークンを入出金・管理することができるようになった。
SPLトークンには対応し始めたが、ソラナブロックチェーンのNFT(非代替性トークン)にはまだ対応していない。また、アプリ版ウォレットのほうではSPLトークンの残高などはまだ表示されていない。
コインベースウォレットは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、BNBチェーン、アバランチ(AVAX)、ポリゴン(MATIC)にも対応しているマルチチェーン接続のウォレットだ。The Blockの取材によると、コインベースウォレットは今後ソラナのNFTに対応し、ソラナ基盤のdApps(分散型アプリ)にも対応していく計画があるという。
また、コインベース取引所のほうは、1月下旬に、SPLトークンに対応する可能性が浮上。その後、BonfidaとOrcaというSPLトークンの新規取扱を実施していた。