はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

「YGG Japan」誕生 世界最大のブロックチェーンゲームギルドが日本進出

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

YGGが日本進出

ブロックチェーンゲームのDAO(自律分散型組織)型コミュニティを提供する株式会社ForN(フォーン)は24日、世界最大のブロックチェーンゲームギルド「Yield Guild Games(YGG)」と提携し、「YGG Japan」の国内運営を行うことを発表した。

進出理由としてForN社は、「日本のゲーム市場は、中国、アメリカに次ぐ世界第三位の規模を誇り、国民一人当たりのゲーム支出額が世界で最も高い国」であることや、「これまで日本では多くのグローバルIPが生まれ、世界で尊敬されているゲーム会社も多数ある」点を挙げた。

「YGG Japan」は、日本ユーザーに向けて新たなコンセプト「Play and Earn(遊んで稼ぐ)」を提供することを目指すゲームギルドだ。「スカラーシップ(奨学金)体制の強化、ギルド運営ツール、ゲームに関する各種インセンティブプログラム」を通して、日本のIP(知的財産権)を活用したブロックチェーンゲーム等を、全世界に届けるための環境整備に尽力する。

関連: ブロックチェーンゲームの稼ぎ方「Play to earn(P2E)編」|廃猫

同ギルドの母体となっている「Yield Guild Games」は、ブロックチェーンゲームで「稼ぐ」ことを目標とした世界最大のDAO(分散型自立組織)型ゲーミングギルドで、24カ国以上で10万人以上のプレイヤーを抱えているとされる。

すでに、大手ベンチャーキャピタルのa16zやBITKRAFT、Infinity Ventures Crypto(IVC)などからの資金調達に成功しており、2021年のパブリックトークンセールでは、わずか31秒で約15億円(1,250万ドル)を調達した。

関連:米コインベース、NFTゲームコミュニティYGGと提携

今回の発表を受けて、YGG共同創設者のGabby Dizon’s氏は以下のようにコメントをしている。

日本のゲーマーは、ブロックチェーンゲームの世界を探求するのに最適なコミュニティだ。YGG、YGGsubDAOとともに、YGG Japanはプレイヤーのオンボーディング、コミュニティの成長、そして日本のゲーマーをメタバースに引き込むゲームとの提携において、不可欠な役割を果たすと信じている。

多くの日本関連企業が提携

出典:株式会社ForN 公式資料

YGGの日本進出を受けて、多くの国内仮想通貨・ブロックチェーン関連企業や個人投資家が「YGG Japan」に出資している。(以下参照)

  • Infinity Ventures Crypto (IVC)
  • YIELD GUILD GAMES(YGG)
  • YGG SEA
  • 株式会社アカツキ
  • double jump.tokyo Inc.
  • CryptoGames Inc.
  • アリーバ・スタジオ社
  • 株式会社 Kiii
  • 株式会社Days
  • 個人投資家3名(国光宏尚氏、森和孝氏、三宅裕之氏)

この他に、人気ブロックチェーンゲーム「ザ・サンドボックス(SAND)」の開発企業であり、多くのブロックチェーン関連事業への投資を行うAnimoca Brandsが、「YGG Japan」への出資を協議中となっている。同社は先日、日本市場への進出を発表したことで知られる。

関連:NFTゲーム投資を行うWeb3.0最大手「Animoca Brands」が日本進出 講談社などから11億円を資金調達

また、出資企業に名を連ねている「double jump」は、渡辺創太氏が主導する日本発パブリックブロックチェーンAstar Network(ASTR)との提携も発表しており、IPを活かしたNFTエコシステムの拡大に協力することを表明している。

関連:Astar Networkとdouble jumpが提携、IPを活⽤したNFTビジネス展開へ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07:40
ソラナ基盤パンプ・ファン、4日後にPUMPトークン上場予定 ライバルのレッツボンクが首位奪取
ソラナ系ミームコイン工場パンプ・ファンが7月12日にPUMPトークンを上場予定。一方、競合のレッツボンクが24時間取引量でパンプ・ファンを初めて上回った。
07:15
米国の仮想通貨現物ETF、次の商品のローンチは秋の初めか
米SECが新たに仮想通貨のETFを承認するのは、秋の初めごろになる可能性があるとの見方が上がった。SECは現在、XRPやドージコインなどの複数の現物ETFの承認判断を延期している。
07:05
米上場Bit Digital、企業資産をビットコインからイーサリアムに転換完了
米上場企業ビット・デジタルが企業資産のイーサリアム完全転換を発表。280BTCを売却し10万ETH超を保有。株価は一時20%急騰し時価総額10億ドルまで拡大。
06:25
売却ではなくアドレス更新か、14年以上動かなかった1兆円相当のビットコイン移動の謎
14年間動かなかった8万BTC超(1兆円相当)が先週末に移動。アーカムや有識者は単純なアドレス更新の可能性を指摘。売却の兆候は確認されていない。
06:00
ストラテジー、42億ドル資金調達発表 3カ月ぶりビットコイン購入見送りも
マイケル・セイラーのストラテジーが優先株発行で42億ドル資金調達を発表。先週は3カ月ぶりに仮想通貨ビットコイン購入を見送り。650億ドル相当のビットコイン保有を維持。
05:35
米政府関連ウォレットが3200万円相当ETHをコインベースに送金、仮想通貨準備金関連か?
米政府関連ウォレットが7月8日に仮想通貨イーサリアムをコインベースに送金。売却ではなく保管目的との見方も。
07/07 月曜日
19:35
Mofu Mofu NFT:東宝がWeb3参入、SaltSweeetと創るIPプロジェクト
東宝アニメーション支援のもと、SaltSweeetが開発するMofu Mofu Music CaravanのNFTが7月11日ローンチ。3ヶ月返金保証付き「流動性担保型ミント」で安心参加が可能。
16:00
Binance Japan千野剛司社長が語る日本市場戦略|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のプラチナスポンサーとしてブース出展を決めた、世界最大級の暗号資産取引所Binanceの日本法人が、国内最多60銘柄の取扱いを達成。千野剛司社長がWebX 2025への期待と日本市場での展望を語る。
15:57
メタプラネット、約345億円でビットコイン追加購入 保有量15,555BTC
メタプラネットが345億円でビットコイン2,205BTC追加購入。累計保有量15,555BTCで世界上場企業5位に。555ミリオン計画の進捗と株価への影響、今後の戦略を詳しく解説。
13:57
ヴィタリックらがイーサリアムのトランザクションごとのガス上限を共同提案 DoS攻撃対策と安定性向上目指す
イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏と研究者のトニー・ワースタータ氏は、ネットワークのセキュリティと安定性向上を目的として、トランザクションごとのガス使用量にプロトコルレベルの上限を導入するEIP-7983を提案した。
12:21
イーロン・マスク、新政党でビットコイン支持示唆 法定通貨への懸念表明
イーロン・マスク氏が新政党「アメリカ党」でビットコイン支持を表明。「法定通貨は絶望的」と発言し、暗号資産への姿勢を鮮明に。トランプ氏との対立から第3政党設立へ。2026年中間選挙で限定的な議席獲得を目指す戦略も明らかに。
12:15
UAE当局、トンコインによるゴールデンビザ取得プログラムを否定=報道
アラブ首長国連邦当局がトンコインのステーキングでゴールデンビザを取得できるプログラムを否定した。当ビザの要件で仮想通貨投資家は対象外と表明している。
12:07
ビットコイン高値圏で推移、取引所の流入・流出比率は3年ぶり低水準に
ビットコインは109,060ドルで小幅上昇。取引所流入・流出比率が0.9まで低下し、2023年弱気相場以来の最低水準を記録。昨年11月の米大統領選以降、約20万BTCが取引所から流出し、残高は280万BTCと7年ぶりの低水準となった。これは投資家の長期保有志向の強まりを示しており、短期投機から長期価値投資へのシフトが鮮明になっている。
09:22
米シークレットサービス、過去10年間で犯罪関連の仮想通貨580億円相当を押収
米シークレットサービスが過去10年間で4億ドル相当の仮想通貨を押収した。米国では豚解体詐欺による銀行破綻も発生しており捜査当局は仮想通貨が関連する犯罪への対処を進める。
07/06 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETH価格特化の新組織誕生や米国初のソラナ現物ステーキングETF上場など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧