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米コインベース、NFTゲームコミュニティYGGと提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインベース、YGGと提携

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所のコインベースは13日、ゲームコミュニティのYield Guild Games(YGG)のスポンサープログラムのパートナーとなったことを発表した。

コインベースはYGGを通して今後、Play-to-Earn(P2E:遊んで稼ぐ)ゲームを新たに始めようとするプレイヤーを支援することになると見られ、ツイッターでは次のようにコメントしている。

私たちは、Sponsor-A-Scholarプログラムに加わり、新規プレイヤーにPlay-to-Earnの大きなチャンスを提供します。

コインベースは、ここ最近、メタバースへの取り組みを強める動きを見せている。ブライアン・アームストロングCEOは昨年12月に、メタバースにおけるユーザーのアイデンティティの構築支援を行うビジョンをブログで発表した。

また、コインベースはアバターNFTの購入や公開プロフィールなど、信頼を確立するための技術や、メタバース内のアプリを利用するためのサインイン機能の開発などに取り組んでいるという。

関連:米コインベース、メタバースへのアクセスをID分野で支援

FTXに続きコインベースも参加

コインベースが今回パートナーとなったYGGは、P2Eに特化した大手ゲームギルド(DAO)で、そのメンバー数は2021年の終わりまでに10万人を超えている(通話・チャットサービスのDiscordにて)。

通常、P2Eゲームは、自分でゲームのNFTに初期投資を行う必要があるが、YGGはゲームを始めたいプレイヤーにNFTを貸し出すスカラシップ(奨学金)制度を持ち、この制度を一つの核として、エコシステムを形成してきた。

NFTを借りたプレイヤー(スカラー)は、ゲーム内などでNFTを利用して得た報酬を、そのNFTを貸し出したユーザーと共有する。

関連:メタバースゲーム業界で急速に存在感強める分散型自律組織(DAO)|Yield Guild Gamesとは

また、2020年半ばに開始されたSponsor-A-Scholarプログラムは、企業などがスポンサーとなってスカラー枠を用意する仕組みで、これまでに取引所FTXなどがスカラーの支援を行っている。

YGGはスカラシップへの需要は大きいとしており、コインベースと提携したことで、「さらに多くのプレイヤーを参加させることができる」とコメントしている。なお、パートナーシップによる詳細は明らかにされておらず、スカラーの具体的な人数などは不明だ。

タイフーン被害への支援を実施

YGGのコミュニティ活動はゲームを超えて、現実世界での支援等にも広がっている。

YGGは最近、フィリピンで起きたタイフーン「オデット」の被害に対し救援活動を組織した。この取り組みは、1月3日の時点で140万ドル(約1億6,000万円)の支援金を調達しており、2,500世帯以上の再建に役立つとYGGは報告している。

フィリピンはYGGの繋がりの深いP2Eゲーム、Axie Infinityのプレイヤーが多く、Axie Infinityを開発したスタートアップ、Sky Mavisも同じく東南アジアのベトナム発となっている。

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