新トークンをリリース
DeFiプロトコルのIron Bankは4月14日、新たな暗号資産(仮想通貨)veIBトークンのローンチを発表した。
今回発表されたveIBトークンはDeFi領域の主要開発者であるアンドレ・クロンジェ氏が提案したveCRVトークンの改良版。
Fantom Operaネットワーク上で展開され、1つのウォレットでNFTとして複数のタイムロックを持つことができる。「タイムロックNFT」は他者に譲渡することも可能だ。
また、Iron Bank上のプロトコル手数料の50%が定期的にveIBトークン保有者と共有される仕組みになる。
Iron Bankとは
Iron Bankは、レンディングに特化したDeFiプラットフォーム。スマートコントラクトを活用して、プロトコル間や個人への仮想通貨トークンの提供・貸付サービスを提供している。
イーサリアム(ETH)、ファントム(FTM)、アバランチ(AVAX)の3チェーンに対応しており、預入額は1,300億円(10億ドル)以上を誇る。
インセンティブ・キャンペーンも実施
「veIB」のリリースに伴い、Iron Bankは同プラットフォームの活性化のためのインセンティブキャンペーンも実施予定。まずはイーサリアムとファントムで開始し、その後状況によって、拡大も検討していく。
インセンティブの実施は、Keep3r Network、Alpha Homora v2、Yearn FinanceといったIron Bankの主要パートナーのニーズをサポートし、市場に深さをもたせることが目的と説明。なお、「veIB」の受け取り量は、IBトークンをロックする期間によって変動する形式で、ロック期間は最長4年となっている。
なお、Iron BankはveIBトークンとは別に、独自通貨のIBトークンがある。