メタバース事業も
フランスの高級ファッションブランド「バレンシアガ(Balenciaga)」は6月から、一部の店舗で暗号資産(仮想通貨)決済に対応する予定だ。
米WSJの報道によると、ニューヨークのマディソン・アベニューとカリフォルニアのビバリーヒルズにあるバレンシアガの店舗で仮想通貨決済を導入。対応する銘柄は、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の2種類だという。
また、仮想通貨決済のほか、同社はメタバース事業も進めていることは明らかになっていた。昨年12月、独自のメタバース事業部を発表。今回、同社のCédric Charbit CEOはWSJの取材でそれに関する詳細の発言を控えたが、「メタバースはひとつの国であり、ブランドが現在展開している国と同じように重要な市場である」との考えを示した。
高級ファッションブランドやスポーツブランドが仮想通貨・NFT・メタバースに参入する事例は他にもあった。グッチやバーベリー、ナイキ、アディダスなどもNFTなどの事業を進めているところだ。
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