Web3大手Animoca Brands、投資ポートフォリオは2,000億円相当

最新の投資家情報

香港を拠点とするWeb3企業Animoca Brands は6日、同社の投資家情報を更新。2021年10月から2022年4月末までの主要財務概況と事業におけるハイライトについて報告した。

Animoca Brandsは、ブロックチェーン/NFT に関連したブロックチェーンゲーム・メタバース・DeFi・仮想通貨ウォレットなど様々な分野への投資を行ない、独自のWeb3エコシステムを構築している。今年1月に新たな資金調達ラウンドで410億円を調達し、評価額が5,700億円に達した注目されるユニコーン企業だ。

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今回の報告で財務面では、ブッキング及びその他の収入として昨年第4四半期(10月〜12月)に約202億円(2億1,300万豪ドル)、今年1月から4月の4カ月間に約785億円(8億2,700万豪ドル)を計上。ブッキングには、トークン販売、二次販売を含むNFT(非代替性トークン)の販売、及びその他のブロックチェーン外の活動が含まれ、その他の収入は投資及びデジタル資産の保有に伴う損益が含まれるとのことだ。

2022年4月30日時点での投資ポートフォリオには340を超える投資先があり、その評価額は約2,089億円(22億豪ドル)となった。

同社はこれまでに、NFTマーケットプレイス最大手のOpenSeaのほか、ザ・サンドボックス(SAND)をはじめとするメタバースゲームの開発や人気ゲームAxie Infinity(アクシー・インフィニティ)、ソラナ(SOL)基盤のStar Atlas(スター・アトラス)、コレクタブルのNBA Top Shotといった、人気・知名度ともに高いNFTゲーム作品群に出資している。

同社の現金残高は約133.8億円(1億4,100万豪ドル)で、デジタル資産としてビットコイン、イーサリアム、USDC、USDT、 BUSD を保有しており、その合計が288.6億円(3億400万豪ドル)だという。

サードパーティトークンを含むその他のデジタル資産保有額は約904億円(9億5,200万豪ドル)。また、デジタル資産準備金として5,790億円相当(61億豪ドル)を保有しているが、これは同社の貸借対照表に反映されていないという。準備金にはAnimoca BrandsトークンであるSAND、QUIDD、PRIMATE、REVV、TOWER、GMEEなどが含まれていると報告した。

なお、今回発表された財務状況は監査前だと但し書きが添えられている。

事業関連

Animoca BrandsはWeb3分野で活発な活動を行なっているが、「Animoca Brands 株式会社」を設立し、日本にも進出したことで話題となった。今年1月にはシードラウンドで、約11億円の資金調達を完了。講談社をはじめ、西日本鉄道、三井住友信託銀行などの国内大手企業が投資に参画している。

関連:NFTゲーム投資を行うWeb3.0最大手「Animoca Brands」が日本進出 講談社などから11億円を資金調達

事業関連では投資家情報として、同社は日本進出をはじめ、以下のような活動を紹介した。
  • Web3機能の強化・拡大:Grease Monkey Games、Darewise、Eden Games、Notre Game、Be Mediaを買収
  • ジョイントベンチャーの設立:AniCube(Cube Entertainment)、MetaHollywood(Planet Hollywood)、OneFootball(OneFootball Labs)
  • Yuga Labs社との提携:Bored Apes Yacht Clubのメタバースゲーム「Otherside」プロジェクト
  • BAYCのメタバース「Otherside」で仮想土地「Otherdeeds」の請求権NFT販売で最高記録を更新
  • ApeCoin DAOとの提携: ApeCoin (APE)をローンチ
  • モバイルゲーム「Benji Bananas」のP2Eトークン「PRIMATE」をローンチ、ApeCoinのエコシステムと連動

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