ドミナンスを伸ばすビットコインと低調なアルトコインの現状

冴えないアルトコインとドミナンスを伸ばしているビットコイン
直近1週間、ビットコインは堅調に価格を伸ばしているなか、アルトコインの多くは勢いを失っているといえます。それもあり、ビットコインのドミナンスは今年の4月以来となる45%に達しています。
ドミナンスとは
ドミナンスは、支配力、占有率、シェアなど言われることもあり、仮想通貨市場におけるその通貨のシェアの割合を表します。

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冴えないアルトコインとドミナンスが上がるビットコイン

仮想通貨市場に精通していない人はビットコインの価格にざっと目を通し、直近7日間は投資家にとってはいい日だったと思うかもしれません。

なぜなら、ここ一週間でビットコインの価格は18%上昇し、7400ドル(約81万円)代に達しているからです。

しかし、ビットコインのこの強さが仮想通貨市場の混乱に拍車をかけています。

ビットコインが勢いを強めている時に、アルトコインは失速してしまっています。

投資家にとっては複雑な一週間でした。

ビットコインの価格は上昇しているのですが、アルトコインの勢いは弱まってしまっており、前日比マイナスもありました。

出典:Coinmarketcap

一週間のチャートを見て見ると、一つ一つのイベントに価格が左右されてしまい、アルトコインの本当の姿が見えにくくなってしまっていました。

もう少し範囲を広げて、1ヶ月の動向をみると、ステラやカルダノは米国最大手の取引所Coinbaseがへの上場が予定されており、活発な時期にあると言えます。

米最大手取引所CoinbaseがADAなど5通貨を追加検討|直後に通貨価格上昇
Coinbaseは新たにADA、BAT、XLM、ZEC、ZRXを新たに追加する方針を発表しました。市場の規制が厳しくなる中で、Coinbaseが新たに通貨を上場させるべく、金融機関との調整を進める方針を示したことを、市場はポジティブに受け止めています。

しかし、その他の通貨の多くは2桁の下落を見せています。

それに対し、ビットコインのドミナンスは今年の4月ぶりとなる45%に達しています。

出典:CoinMarketCap

ビットコインの復活のひとつの理由としては、SEC(米国証券取引委員会)のビットコインETFの承認への期待が高まっているというのが考えられます。

最近一週間の動向は、ビットコインの価格が回復するときは、他の市場は伸び悩むことを示しています。

この事実によって、数日前の下落理由を説明することはできますが、ほとんどの仮想通貨が今年初めから下落に苦しんでいる理由を説明することはできません。

ビットコインの現在は最高値から63%下落しいますが、他のメジャーなアルトコインと比べると、穏やかな方であると言えます。

出典:CoinMarketCap

リップルやトロンは最高値から88%、カルダノは87%、ダッシュは85%の下落を見せています。

今年の1月、マニア達は、自分の推しのアルトコインの価格は月に向かっており、そこで留まると信じていました。

その頃は、一部の出版物では、供給量の多い通貨へ投資する投資家は概念を完全に理解していないまま投資を行っており、コインの価値ではなく価格に夢中になっていたと指摘されていました。

リップル、アイオタ、トロンなどの今年の初めに多くのメディアの注目の的になっていたアルトコインの下落理由の一つとして、弱気の市場を迎えた時に、新人投資家が怖がって市場から離れたことが考えられます。

最近のビットコインの価格の復活とアルトコインが冴えないのは、蚊帳の外から見ていたスマートマネーが入り込んできたが、過去に痛い目にあった新人投資家が離れてしまったことが要因であると考えられます。

これらの新人投資家は最高値で取引されているときにビットコインを買おうとはしないが、前回機会を逃したことを踏まえ、時期を伺っています。

アルトコインの多くは最高値から1/5ほどになっているにも関わらず、ほとんどの新人投資家はアルトコインに興味を示していないようです。

機関投資家は慎重になっているかもしれませんが、彼らは賢明な判断をするでしょう。

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