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GTA制作者やポリゴン、Random Gamesに10億円出資

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Random Gamesが資金調達

ブロックチェーンゲーム開発会社Random Gamesは20日、米ベンチャーキャピタルResolute Venturesらが主導するシードラウンドで10億円(760万ドル)を調達したことを発表した。

シードラウンドには、Asymmetric、IGNIAといった投資会社の他、Polygonや人気ゲームシリーズ「グランドセフトオート」の生みの親として知られるDavid Jones氏も参加している。

Random Gamesはグランドセフトオートの制作会社であるDMA Designsや、ニンテンドー・オブ・アメリカで役員を務めたTony Harman氏らが21年9月に設立した企業。スターウォーズ、コール オブ デューティシリーズなどのヒット作品に携わった開発者が集まっている。

調達した資金は、同社が現在構築しているブロックチェーンゲーム「Unioverse(ユニオバース)」の開発チームの拡張に充てられる。Jones氏もUnioverseのアドバイザーとして参画する。

UnioverseはNFT(非代替性トークン)を採用しており、プレイヤーはゲームにアクセスするためにNFTのキャラクターアバターを購入する必要がある。NFTはプラットフォーム上でリリースされる複数のゲームで相互運用できるだけでなく、売却することも可能だ。

また、「Community-Owned(コミュニティ所有型)」を特徴としており、ゲーム内の高品質な資産をロイヤリティフリーで活用できるので、ユーザーや開発者が独自のゲーム、コミック、グッズなどの派生ビジネスを自由に展開できる。

Random Gamesはアバターの販売収益でゲーム開発者基金を設置し、サードパーティーへの資金提供を通してエコシステムを拡大していく予定だ。

Tony Harman共同創設者はRandom Gamesをスパイダーマンやアベンジャーズを手掛けるMARVELに例えて、以下のように述べている。

MARVELがキャラクターアートや3Dモデルをオープン化し、ファンに二次作品の制作を認めたとしたらどうだろう。世界的な制作チームによって構築されているUnioverseは、それを実現しようしている。

2021年、Axie Infinity(AXS)やザ・サンドボックス(SAND)といったブロックチェーンゲームを先駆けとして、ゲームをプレイすることによって報酬を得る「Play to Earn(P2E)」モデルやGameFiといった領域が注目された。

2022年に入ってもその勢いは衰えることはなく、勢いを増している。CoinPost提携メディアThe Blockによると、ブロックチェーンゲーム&NFTセクターは8月の仮想通貨市場のベンチャー投資の38%を占めている。

関連:2022年以降も大規模資金調達続く ブロックチェーンゲーム関連の最新動向=Dapp Radar

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