はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

2週間でビットコインとアルトコインの出来高推移に大きな差、地合いに影響か|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
BTC価格はWボトムを付けて一服するも、反発に勢いはなく弱含み。出来高が微増しているビットコインに対し、アルトコインの時価総額の推移を見ると、7月の最高値の7月18日から約2週間で約20%減少、全体出来高は132億USDから84億USDと37%減少している。

仮想通貨市場

仮想通貨市場は8月2日、3日と続いた下落の流れから一転、ビットコイン価格がダブルボトムを付けて一旦底値を確認したことで、下落の流れが一服しました。ただし反発は弱く、20:00現在は弱含みで推移しています。

この下落の流れは、7月27日、SECのウィンクルボス兄弟が申請するビットコインETFが非承認の発表を受け、ビットコイン価格が一時急落。その後同日中に下落前の水準まで戻すなど、一定の強さを見せるものの、上昇の勢いがあった相場は、同価格帯で推移するボックス相場へと移行しました。

7月31日に再度サポートラインとして重要視された、USD建8000ドルを割ったことが一つの要因となり、大きな下落に転じました。

2日に入り反発した相場は、一時86万円まで戻したものの、18時時点でも上昇方向には抜けきらず、7月の月末から一段下がった形のボックス相場を再度形成しつつあります。

アルトコインの相場に伸びがない状況が続いてますが、その状況は時価総額にも大きく反映されています。

出典:CoinMarketCap

時価総額データを提供するCoinMarketCapにて、ビットコインを除くアルトコインの時価総額の推移を見ると、7月の最高数値を記録した7月18日の1718億USDから、本日の1398億USDまで約2週間で約20%減少、全体の出来高は132億USDから84億USDと37%減少しました。

また、ビットコインの時価総額は7月18日の1163億USDから、下落した本日でも1307億USDとアルト全体の時価総額と対照的な動き、顕著な差が出ていることがわかります。

出典:CoinMarketCap

また出来高の面でも、ほぼ同水準(多少増加)となり、状況の差が明確に出ています。

価格維持に出来高は重要であり、価格上昇によって飛躍したビットコインの出来高と、下落相場の影響で減少したアルトコインの出来高の差がより顕著な乖離となり、現在の地合いにも影響していると考えられます。

専門家は、今回の下落を悲観的には見ていない

お馴染みのCNBCの経済番組Fast Moneyでは、仮想通貨キングと呼ばれるBart Smith氏が出演、今回の下落には一切悲観的に見てはいない旨を伝えました。

価格高騰するためには、機関投資家のような高額資金流入が必要となりますが、BTC先物と現物市場を合わせると、約6.5億万ドル(約720億円)という取引高に達しており、仮にポートフォリオの1%をBTCに入れる大口投資機関投資家が一つさえも現れれば、雪崩のように大口資金が流れ込む土壌ができるため、規制に関して必要とされているのは、厳格さではなく、よりスマートな部分が間違いなく求められるはずだと、訴えました。

さらに、相場高騰のもう一つのトリガーは実用性の向上と普及であるとしました。

昨年提出された、米国会議員による仮想通貨税改正法案が、現在審議中、その内容は600ドル以下の取引において、免税にする提案となります。

この法案が通った場合、一般投資資産として、利益が発生したら申告しなくてはならない現状が180度変わりますが、このような全面的政策の改正は、瞬時には起こり得ませんが、長期的に見ていれば、BTCの実用普及は期待できる状況であると言えます。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

米政権が中国への関税引き上げ(10%から25%)を提案していることが伝わったことで、再び米中貿易摩擦の警戒感が台頭してリスクオフに。

日経平均株価が234円安となったことで、仮想通貨(ブロックチェーン)関連株が軒並み売られる中、モバイルファクトリー(3912)が3.96%高。

同社は今年7月25日、ブロックチェーン関連事業本格化にあたり新会社、「ビットファクトリー」を設立しています。

有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/15 土曜日
13:55
続落するイーサリアム、長期保有者が1日4.5万ETH超を売却=グラスノード
グラスノードによると、イーサリアムの3年から10年保有者が1日あたり平均4万5000ETH超を売却している。イーサリアム現物ETFも13日に2億6000万ドルの純流出を記録し売圧を高めている。
13:20
リミックスポイント決算発表、仮想通貨評価益で売上高が大幅増加
リミックスポイントが2025年4~9月期決算を発表した。仮想通貨評価益で売上高が大幅増加している。同社はビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨を財務資産として蓄積している。
13:00
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者、ステーブルコインの展望を語る|CoinPostインタビュー
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者ニシント・サンガヴィ氏がCoinPostの独占インタビューに応じ、ステーブルコイン決済戦略の拡大、CBDCとの共存、米国ジーニアス法の影響について詳しく語った。4つのステーブルコインと4つのブロックチェーンをサポートし、2億2,500万ドル超の決済を実現。今後5年間のアジア太平洋地域におけるデジタル通貨の展望と、Visaが果たす役割について解説。
11:15
テクノロジー大手アリババが預金トークン決済を開発 中国当局のステーブルコイン懸念に対処か
中国アリババが預金トークン決済システムを開発している。当局によるステーブルコイン規制を回避することも背景とみられる。AI活用サービスも発表した。
10:30
ビットコイン急落、45日ルール通過とFOMC利下げ見送り観測で売り圧力が最大化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは足元で強い売り圧力に晒されているが、ヘッジファンドの45日ルール通過により解約売りの終了が期待される。ビットコイン長期保有者が直近1カ月で12兆円相当のBTCを売却したことは心理を悪化させていた。
09:50
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコイン、売上高99億円に増加 決算発表 
トランプ一族の仮想通貨マイニング企業「アメリカン・ビットコイン」が2025年7~9月期決算を発表した。前年同期比で黒字転換し、ビットコイン保有量は4,090BTCに到達している。
09:35
ジャック・ドーシーのCash App、ステーブルコイン決済機能を導入
決済アプリのキャッシュアップがステーブルコインの送受信機能を含む11の新機能を発表した。ライトニングネットワークを使用したビットコイン決済機能も拡充している。
08:50
ソニー銀行の米銀免許申請、通貨監督庁にICBAが否認を要求
ソニー銀行が米国で信託銀行の国家免許を申請したことについて、米組織ICBAが強く反対すると表明。通貨監督庁に書簡を送付して反対理由を説明し、ソニー銀行の申請を認可しないように要求した。
07:45
バイナンス、ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」を取引担保として受け入れ
仮想通貨取引所バイナンスがブラックロックの「BUIDL」を取引所外担保として統合した。BUIDLはBNBチェーンで新シェアクラスも立ち上げる。
06:50
ビットマイン、45億円相当のイーサリアムを追加購入 新CEOにHSBC元幹部を任命
ビットマインが3000万ドル相当の仮想通貨イーサリアムを追加購入した。同社は新CEOにHSBCアジアTMT投資銀行部門の元責任者を任命した。
06:25
ビットコイン長期保有者が1カ月で12兆円相当BTCを売却、初期投資家も2400BTCを取引所へ送金
ビットコインの長期保有者が過去1カ月で約81万5,000BTCを売却し、2024年1月以来の高水準となった。初期保有者のオーウェン・ガンデン氏も2400BTC以上を売却している。
05:50
ストラテジーのセイラー会長、6900億円相当のビットコイン売却の噂を否定
ストラテジーのマイケル・セイラー会長が47000BTCの売却憶測を否定した。オンチェーン上の動きは保管業者の入れ替えによるもので、実際に購入ペースを加速させていると説明。
11/14 金曜日
21:20
CourtYard(コートヤード)でトレカをNFT化|使い方を初心者向けに徹底解説
トレーディングカードをNFT化して取引できるCourtYard(コートヤード)の使い方を解説。アカウント開設からPolygon上での取引方法、ガス代準備、リスクまで初心者向けに図解で詳しく紹介します。
21:00
ビットコインウォレットのおすすめは?種類・選び方・アドレス作成手順まで解説
ビットコインウォレットの種類や違い、安全な選び方を徹底解説。ハードウェア・ソフトウェアの比較からアドレス作成、セキュリティ対策まで初心者にもわかりやすく紹介します。
17:19
米ビットコイン現物ETF、過去2番目の規模の純流出 リスクオフが加速
11月13日、ビットコイン現物ETFは8.7億ドル(約1,340億円)の純流出を記録し、過去2番目の規模に。イーサリアムETFも3日連続で流出。FRB当局者の慎重発言を受け、仮想通貨と米国株が同時に下落。専門家は健全な調整との見方も。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧