金よりビットコインの方が、リスク調整後リターンが高い|ヨーク大学研究結果

トロントのヨーク大学の研究者によると、ポートフォリオで金の代わりにビットコインに置き換えれば、より高いリスク調整後リターン(risk adjusted returns)を獲得できると述べた。

現代のポートフォリオ理論で、ビットコインが株式、債券、不動産、金への投資分配に置き換わることを評価し、研究結果によると、仮想通貨のポートフォリオはリスク調整後により高い利益を獲得できるとした。

リスク調整後リターンとは

得られる利益に当たるリターンと損失にあたるリスクの両方を総合的に判断し、どのポートフォリオが一番リスクが低く高いリターンが得られるかを判断する方法。シャープレシオやインフォメーション・レシオと呼ばれる指標が高いほど安全有利な運用であると考えられている。

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同大学の研究者は以下のように述べている。

今回の研究結果では、取引コストを含めているので信頼できる。我々は、投資者がポートフォリオで金の代わりにビットコインを使用し、より高いリスク調整後リターンを獲得できると発見した。

投資分野での最初の研究で、ビットコインと他の金融資産との関連性が非常に低く、ビットコインがリスク分散する面で大きな潜在力があることを発見した。

しかし注意しなければならないのは、今回の研究で参考にしたビットコイン価格のタイミングが2011年1月4日から2017年10月31日までであったこと。

昨年11月と12月のビットコイン価格の暴騰や今年の暴落が含まれていなかったことである。

参考記事:Substituting Bitcoin For Gold in a Portfolio Can Achieve Higher Risk Adjusted Returns Says Paper

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