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相互運用プロトコルLayerZero、イーサリアムL2のzkSyncをサポート

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

LayerZeroがzkSyncをサポート

ブロックチェーンの相互運用を実現するためのプロトコルLayerZeroは27日、イーサリアム(ETH)のL2プロジェクト「zkSync」のサポートを開始したと発表した。

LayerZeroは、異なるブロックチェーン間でメッセージ送信が可能なオムニチェーン相互運用プロトコル。各ブロックチェーンにウルトラライトノードをデプロイすることで、全てのノードが直接接続されたネットワークを構築している。

これにより、セキュリティとコスト効率性を両立させながら、各ブロックチェーン上のスマートコントラクト間のデータや命令の送信を可能にする。

すでに30以上のメインネットチェーンがLayerZeroに接続されており、StargateやAptos BridgeといったLayerZeroを利用したクロスチェーンアプリケーションのほか、PancakeSwapやSushiSwapなど従来の分散型取引所のマルチチェーン戦略の基盤としても使われている。

zkSyncは、3月にメインネット(アルファ版)が全ユーザーに公開された。「zkEVM」に分類されるL2ソリューションで、イーサリアムの仮想マシン(EVM)と互換性がある。主な特徴として、毎秒2,000トランザクション(tps)の処理能力、非常に低いトランザクション手数料、ゼロ知識証明による信頼不要のプロトコル、そしてユーザーが資金を完全に管理できることが挙げられる。

LayerZeroがzkSyncに対応したことで、LayerZero上で開発されているdApps(分散型アプリ)がzkSyncへのクロスチェーン取引を実現できるようになる。今後、クロスチェーン分散型取引所やマルチチェーン金利アグリゲーター、クロスチェーン融資にzkSyncを組み込むユースケースの登場が期待される。

関連:ブロックチェーン相互運用性プロトコル「LayerZero(レイヤーゼロ)」とは

Layer Zeroの接続チェーン

さらに、LayerZeroはETHのL2プロジェクトにも対応しており、OptimismやArbitrumなどとも接続できる。公式ドキュメントによれば、執筆時点でLayerZeroが対応しているブロックチェーンには、イーサリアム、アプトス(APT)、アバランチ(AVAX)、ポリゴン(MATIC)、ハーモニー(ONE)、BNBチェーン(BNB)、ファントム(FTM)などが含まれている。

また、zkSync上で開発されているプロダクトが、LayerZeroを通じて他のチェーンとメッセージや資産をやりとりすることも可能になった。統計サイトDeFillamaによれば、SyncSwap(分散型取引所)、ReactorFusion(融資)、UniDex(デリバティブ取引)などがzkSyncの各カテゴリー毎のトッププロトコルになっている。

21日には、DeFi(分散型金融)のアグリゲーター大手1inch Networkが、zkSyncへの対応を開始していた。

関連:DeFiの1inch、イーサリアムL2「zkSync Era」にプロトコルをデプロイ

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