CoinPostで今最も読まれています

KDDIのWeb3サービス「αU wallet」、Oasysブロックチェーン対応へ 限定NFTプレゼントキャンペーン開催

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

αU marketがOasysをサポート

KDDIが提供する暗号資産(仮想通貨)サービス「αU wallet」とNFT(非代替性トークン)市場「αU market」は6日、ゲーム特化ブロックチェーン「Oasys」への対応を開始した。

この取り組みを祝して、2023年9月12日から10月末まで、NFTコレクション「OASYX Series1」の限定版が抽選で100名に贈呈されるキャンペーンが12日に開始された。

Oasysは、ゲームに特化したブロックチェーンプロジェクト。取引手数料の無料化や処理の高速化により、ユーザーにとって快適なゲーム環境を追求している。初期バリデータ(チェーン運用主体)には、バンダイナムコ研究所を始め、20社以上の大手ゲーム会社やWeb3関連企業が名を連ねており、KDDIも2023年3月よりその一員として活動している。

今回、「αU wallet」と「αU market」がOasysブロックチェーンに完全対応したことで、Oasys上のNFTの管理や、仮想通貨「オアシス(OAS)」の送受金が可能となった。KDDIの今後の戦略としては、Oasysのエコシステム参画企業との連携を深化させ、国内でのOasysブロックチェーンの普及を推進する方向性が明らかにされている。

「αU wallet」と「αU market」はKDDIが展開するメタバース・Web3サービス「αU(アルファユー)」ブランドの製品。αUは今後、360度自由視点の高精細な音楽ライブを楽しめる「αU live」、実店舗と連動したバーチャル店舗でショッピングができる「αU place」を提供する予定だ。

関連:KDDI、Oasysバリデータに参画 ゲームやエンタメ分野で提携へ

記念NFTが当たるキャンペーンを実施

このたびのOasys対応を祝うキャンペーンでは、特製のNFTコレクション「OASYX Series1」が、抽選で幸運な100名に手に入るチャンスが提供される。この「OASYX Series1」は、ゲーム特化型ブロックチェーンOasysで展開される初のNFTプロジェクトとなる。

キャンペーン詳細は次の通りだ。

  • 抽選受付期間:2023年9月12日から開始
  • 参加条件:「αU wallet」のダウンロードや、関連アカウントのフォロー・リツイートなど
  • 当選通知期間:2023年10月3日から10月5日まで
  • 配布期間:2023年10月9日から10月13日まで
  • 賞品:「OASYX Series1」NFT 100種類、各1点

なお、「αU(アルファユー)」は複数のブロックチェーンと接続することで、市場で独占的な地位にあるMetamaskと同様に、様々なエコシステムのユーザーが利用可能になる可能性がある。

6日にαU walletは、HashPalette提供のブロックチェーンネットワーク「Palette Chain」への対応を開始。これにより、「αU market」におけるPalette Chain上のNFTの提供と、「αU wallet」におけるPalette Chain上のNFTの管理、「パレットトークン(PLT)」の送金・入金が可能になっていた。

関連:KDDIとHashPortが業務提携 日本のブロックチェーン実装の加速へ

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/11 土曜日
15:00
ビットコイン上のステーブルコイン発行計画 Taproot Assetsのテストが進行
Lightning LabsのCEOエリザベス・スターク氏が、暗号資産(仮想通貨)ビットコインのブロックチェーンにステーブルコインを導入する新技術「Taproot Assetsプロトコル」について解説。ライトニングネットワークを使った即時、低手数料の国際取引が可能に。
14:00
「Friend.TechなどでBaseがイーサリアムL2を主導」フランクリン・テンプルトン分析
フランクリン・テンプルトンは、仮想通貨ブロックチェーン「Base」がFriend.Techなどソーシャルファイに牽引され、今後も代表的なイーサリアムL2であり続けると予想した。
12:45
日本代表団、スイスのDFINITY本部を訪れる
平将明氏および加納裕三氏を含む日本の代表団がDFINITY本部を訪問。DFINITYが推進するInternet Computerは、高速で広範なブロックチェーンベースのプラットフォームで、スマートコントラクトとデータシャーディングにより、効率的なWeb3アプリの開発を可能にする。
11:20
米SEC、コインベースの仮抗告を却下するよう申し立て
米SECは仮想通貨取引所コインベースとの裁判で新たな書類を提出。コインベースが証券性をめぐり求める仮抗告を退けるべきだと申し立てている。
10:00
著名投資家マーク・キューバン氏、SECゲンスラー委員長を批判
著名投資家マーク・キューバン氏は米大統領選挙で仮想通貨も争点の一つになると意見した。また米SECのゲンスラー委員長に批判を向けた。
09:00
米大手銀ウェルズ・ファーゴ、複数のビットコイン現物ETF銘柄を保有
ウェルズ・ファーゴを含むいくつかの金融大手はビットコインETFが1月にデビューしたのち、それらの取り扱いを開始した経緯がある。
08:00
米ARK、イーサリアム現物ETFの申請からステーキング要素取り除く
現在、5月中に仮想通貨イーサリアムの現物ETFが承認される期待はすでに大幅に後退。専門家らはその可能性を2ヶ月前の約70%から25%に引き下げた。
07:30
J・ドーシー氏「2030年のBTC価格は100万ドル超へ」
2030年のBTC価格は100万ドル超まで上昇する可能性があると強気な見方を示すなど、ジャック・ドーシー氏が仮想通貨ビットコインの魅力を語った。同氏は以前からビットコインを支持している。
07:00
ソラナJupiter、モバイルアプリのリリース時期発表
モバイル版の最新情報のほか、Jupiterは第三回のLFG投票の予定についても情報を公開。来週あたりに新たなローンチパッド候補の仮想通貨プロジェクトを公開し、5月22日から投票を開始する。
05/10 金曜日
18:29
SBIとチリーズ、スポーツファントークンで提携
SBIデジタルアセットホールディングスとChilizが戦略的パートナーシップに関する基本合意を締結。日本で合弁会社を設立し、スポーツファンにファントークンを提供する。
18:26
L2 Blastチェーン基盤の分散型取引所「DTX」とは トレーダーの優位性を解説
暗号資産(仮想通貨)デリバティブトレーダーの間で関心の急増する分散型取引所「DTX」のメリットや優位性を解説。DTXはイーサリアム(ETH)レイヤー2のBlast(ブラスト)チェーン基盤であり、DTX Fuelによるエアドロップも示唆されている。
18:10
NTTドコモ、新会社設立でWeb3・AI事業など強化へ
株式会社NTTドコモは2024年7月に新会社「NTTドコモ・グローバル」を設立する計画を発表。NTT Digitalも傘下に集約し、Web3やAIを活用したグローバル事業を強化する。
14:48
バイナンス、大口顧客DWF Labsによる市場操作報道を否定
大手仮想通貨取引所バイナンス(グローバル版)は、ウォール・ストリート・ジャーナルが報道した、同社のVIP顧客DWF Labsによる市場操作と内部調査に関する疑惑を強く否定した。
12:43
ビットコインなど仮想通貨相場反発、ビットバンク関連会社のセレスがストップ高
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコイン(BTC)が反発、株式市場では大手取引所ビットバンク(bitbank)を持分法適用関連会社にするセレスの決算が好感され株価がストップ高となった。
11:30
米仮想通貨大手DCG第1四半期決算 売上高が前年比51%増
仮想通貨コングロマリット企業DCGは2024年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。連結売上高が前年同期比51%増の約356億円に達している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア