「ワンスター」50周年記念NFTを販売予定
コンバースジャパンが3DアバターNFTの販売を予定していることが28日に明らかになった。このプロジェクトは、デジタルファッションスタジオ『1BLOCK』の3Dアバターコレクション「MetaSamurai」とのコラボレーションとなる。
この取り組みは、コンバースジャパンのアイコン的コレクションである「ワンスター」の50周年を記念するもの。ワンスターは、1974年に誕生し、CONVERSEを代表するアイコンの一つ。
1BLOCKは、3DCGやBlockchainなど、最新技術を駆使してデジタルコンテンツの開発を行う、日本初のデジタルファッションレーベル。運営会社である株式会社1SECは、新たにエンタープライズ向けのデジタルマーケティングソリューション「ONEDRIP」を立ち上げた。
ワンスターの3DアバターNFTは、ONEDRIPの第一弾として展開される。ONEDRIPは、コミュニティの構築やNFT保有者向けの特典提供などが可能な設計だ。販売マーケットプレイスやコラボレーションの詳細は、1BLOCKのDiscordやSNSサイトを通じて随時公開される予定である。
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ONEDRIPとは
「ONEDRIP」は物理的な要素とデジタル要素(XR:クロス・リアリティやNFT)を兼ね備えた体験を届けるコンセプト。“フィジタルソリューション”として、企業ユースを想定する。
「ONEDRIP」を内蔵した物理的(フィジカル)なアイテムを通じて、初めてのユーザーでも簡単にウォレットを発行し、デジタル資産を手軽に受け取れる仕組み。またデジタル資産保有者に、特典やイベントへの参加権が付与することも可能だ。
企業にとって、顧客のロイヤリティ向上や長期的な顧客関係の構築が期待される。ONEDRIPを通じて、これまでアクセスが困難だった潜在顧客へのアプローチ、セキュリティを保ちながら購入者限定のコミュニティ構築などが想定される。
1SECは、2021年4月以来、デジタルファッションレーベル”1BLOCK”を運営。1BLOCKの代表作である3,333体の3DアバターNFTコレクション「MetaSamurai」は、これまでに「atmos x 宇宙兄弟」やアニメ「範馬刃牙」、また「ルパン三世」シリーズとのコラボ企画を通して、多くのアイテムを展開してきた。
同社はまた、2023年4月には、LINEのブロックチェーン事業を展開するLINE Xenesis株式会社より、NFTマーケットプレイス「LINE NFT」のセールスパートナー企業として認定されている。
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