はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

強気相場後の変化やGas Hero進捗などについてSTEPN創業者が語る——「WebX Weekly」初回放送内容

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

第1回 WebX Weekly

CoinPost Globalが9月29日に公開した1回目の「GM Radio:WebX Weekly」には、フィットネスアプリ「STEPN」などの開発を手掛ける「Find Satoshi Lab」の共同創業者Yawn Rong氏が参加した。

関連CoinPost Global、2種類のポッドキャストを配信へ テーマはビットコインやマクロ経済など

▶️CP_GlobalのTwitterをフォロー

STEPNは日本でも人気のあるアプリ。同社は他にも以下のプロダクトを開発している。

  • DOOAR:分散型取引所
  • MOOAR:NFT(非代替性トークン)電子市場
  • Gas Hero:Web3ソーシャルゲーム(2023年リリース予定)

関連暗号資産を歩いて稼ぐ、フィットネス系NFTゲーム「STEPN」とは

関連STEPN経済圏を活性化させる、独自の分散型取引所『DOOAR』とは

Find Satoshi Labは、実生活に結びついた、楽しめるWeb3プロダクトを提供。世界がWeb3へ移行するのを加速させることを目的に事業を行なっている。先月には、株式会社ドリコム、チューリンガム株式会社とパートナーシップを締結し、注目を集めた。

関連ドリコムら手がける「Wizardry BC」、STEPN運営Find Satoshi Lab及びEmooteと戦略的提携へ

ポッドキャストの内容

今回の配信テーマは「Web3の未来」。Rong氏のポッドキャスト(英語)は以下のX内のリンクから聴くことができるが、ここから配信内容のポイントを紹介していく。

なぜWeb2ではなくWeb3でプロダクトを開発・提供しようと考えたかについてRong氏は、事業を行う上での効率性を挙げた。従来のように最初に多くの資金を調達してマーケティングなどに全てを費やさなくても、公平なトークンのインセンティブを作ることで企業を成長させることができると述べている。

Web3では従来ほど初期資金がなくても、プロジェクトの認知度を高め、公平性を保てば、事業を成長させ、成功できると語った。

Web2のユーザーを呼び込む方法については、以前と変わってきていると指摘。かつてはインセンティブを設けたり、すばらしいプロダクトやNFT(非代替性トークン)のナラティブを作ったりすれば良かったが、それは前の強気相場の話だと述べている。

現在は、プロダクトを標準化し、有益性を持たせ、本当の価値を提供しないといけないと説明。ガス代を支払ったり、シードフレーズを覚えたりするWeb3特有の障壁をなくすことも重要だとした。

Rong氏は、Find Satoshi LabがWeb2企業のグローバルな成長をサポートするようにもなったと話している。そして、日本や東アジアで同社はブランドを築けていると考えているとも語った。

Web3の未来

Web3自体についてRong氏は、ユーザーとビジネスがつながる新しい手段だと語っている。上述した通り、プロダクトを完成させる前にマーケットに出すことができ、そこからユーザーとともに発展させていける新しさがWeb3にはあるとした。

そして、Web3の未来は、相互交流(ソーシャル)にあるとの見解を示している。これからリリース予定の「Gas Hero」ではソーシャルについて実験を行うと語った。

Gas Heroについて情報を求めると、11月末までにホワイトペーパーの8パート全てをリリースすることを目指していると説明。本記事執筆時点では、公式サイトに「Part5を10月10日にリリースする」と書かれている。

関連STEPN運営企業Find Satoshi Lab、Web3ゲーム「Gas Hero」をローンチへ

Rong氏は、それまで全てを明かしたくないと話した。ホワイトペーパーを全てリリースした後「ゲームを開始する」と述べ、新しいチャレンジを行なっていくと語っている。

関連『BCGで変わる未来の生活』スクエニプロデューサー×STEPN創業者対談レポートとインタビュー|WebX

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/15 月曜日
17:40
Web3インフラの進化はグローバル取引を変える|WebX2025
大型Web3カンファレンス「WebX」で「グローバル取引の絶対基盤: 世界を繋ぐインフラ戦略」をテーマとしたパネルセッションが開催され、Web3インフラの重要性と発展に向けた課題、そして10年後のグローバル取引の展望について活発な議論が交わされた。
15:00
人工知能と人間の創造性、消費者アプリの活用事例|WebX2025トークセッション
WebX2025で専門家が人工知能エージェントの可能性について徹底議論。創造性や、人間の仕事を消滅させる可能性、安全性や開発上の課題などを多角的に話し合った。
12:25
イーサリアム財団がプライバシー強化ロードマップ発表 3つの重点分野で取り組みへ
イーサリアム財団が包括的プライバシー構築のロードマップを発表。仮想通貨イーサリアムのネットワークが世界的な決済レイヤーになることを前提に3つの重点分野に取り組む。
10:00
アジア仮想通貨規制の現状と課題:香港・台湾の最新動向と地域連携の必要性|WebX2025
大型Web3カンファレンス「WebX」で、「アジアにおける規制フレームワークと今後の見通し」をテーマとしたパネルセッションが開催された。このセッションでは、香港と台湾の最新の規制動向から、仮想通貨規制におけるアジア諸国の国際協力まで、活発な議論が展開された。
09:55
「ビットコインは毎日最高値更新する必要はない」アーサー・ヘイズが語るBTC長期投資の真価
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏が、各国の金融緩和政策を背景にビットコインの長期的上昇を予想した。4年サイクルよりもマクロ見通しが要因になるとしている。
09/14 日曜日
16:00
DeFiが抱える最大の課題は? トークン化時代見据えソラナ財団らが議論|WebX2025
WebX2025でソラナ財団やBNBチェーンからDeFiの専門家が集いパネルセッションを行った。現在の課題やトークン化などの潮流、今後の各プロジェクトの展望を議論した。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのBTC年内20万ドル到達予測やDOGEのETF上場計画など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週FOMCの焦点は? テクニカル的な買いがビットコイン相場を押し上げる可能性|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏による今週のビットコイン週次レポート。米雇用統計の大幅下振れとインフレ鈍化を受けFRB利下げ期待が高まり、BTC円は8月23日ぶりに1700万円を回復した。来週のFOMCでは年内3回の利下げ織り込みと政策金利見通し下方修正が焦点。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|新経連の仮想通貨税制改正提言に高い関心
今週は、トークン化されたポケモンカードのブーム、ナスダックのトークン化株式の取引承認申請、一般社団法人新経済連盟の仮想通貨税制改正提言に関する記事が最も関心を集めた。
09/13 土曜日
15:00
日本のRWAトークン化の最前線、市場の特徴や展望は?|WebX2025
日本のRWAトークン化市場についてWebXでディスカッションが行われた。最前線にいるプレイヤーを招き、市場の特徴や展望、制度上の課題などについて話してもらった。
10:35
ビットコイン上昇鈍化、株との相関崩れる:トレジャリー企業動向と利下げ観測が焦点|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは上値の重い推移を続けている。米株価指数や金(ゴールド)が最高値圏に位置している一方で、ビットコインは上昇に伸び悩んでいる。その背景は?
10:00
コインベース、SECの文書破棄を問題視 裁判所に制裁求める 
仮想通貨取引所コインベースが米証券取引委員会の公文書破棄を問題視し、連邦裁判所に制裁措置を求めた。ゲンスラー前委員長のメッセージが破棄されていたことが監査で判明した。
09:45
Blockstreamら3社、東京で非公開のイベント開催
仮想通貨ビットコインのインフラ開発企業Blockstreamらは東京で非公開のイベントを開催。テーマは「ビットコインとRWAでアジアの金融変革を推進する」である。
08:40
イーサリアム、機関投資家需要拡大でオンチェーン活動が過去最高水準到達
Cryptoquantの最新レポートによると、イーサリアムは機関投資家の需要拡大により強固な上昇サイクルを示している。
07:10
ポリマーケット、90億ドル評価で資金調達検討 チェーンリンク提携も
予測市場プラットフォームのポリマーケットが90億ドル評価での資金調達を検討している。競合のカルシも50億ドル評価での調達を進めており、両社の成長が加速している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧