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Rippleが仮想通貨の新業界団体SAIVを立ち上げ、ロビー活動報酬にはXRP支払いも

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Rippleが仮想通貨の教育/理解/インフラ整備を求めるロビー団体を新たに設立
Rippleが仮想通貨の教育/理解/インフラ整備を求める業界団体SAIVを新たに設立したことを発表した。SAIVにはOracleなどの顧問を務めるロビー企業Klein/Johnsonグループも参加、その報酬の一部がXRPで支払われる予定であることも明らかになった。

ワシントンDCでロビー団体の立ち上げを目指す複数の組織をRippleが率いていること、およびその牽引団体がロビー活動の報酬の一部をXRPで支払う予定であることを、先日のビジネス・スタンダード(BC)紙が報じました。

その牽引団体とはSAIV(CoinPost編集部訳「米国インターネット価値保全連合」:Dubbed Securing America’s Internet of Value Coalition)です。

SAIVとは

SAIVはRippleのほか、RippleWorksファウンデーション、電子決済ソリューション開発のCoil、電子資産に特化した投資会社Hard Yaka、仮想通貨の資産保管機関を目指すPolySignといった企業や団体で構成されます。

そしてこれらSAIV参加企業の多くには、例えばCoilは元Ripple CTOのステファン・トーマス氏が設立、Hard YakaはRipple残高のリアルタイム支払いが可能なプリペイド式カード事業を行っていたといったような、Rippleとの密接な結び付きがあります。

SAIVでは、これらスタートアップ企業が集結した狙いをプレスリリースで、

「移行期にあるグローバル金融のニーズを満たすべく、議員や政府関連機関が新しいテクノロジーである仮想通貨とその新しい規制の枠組みを検討する際に、影響力を行使すること」

と述べています。

この目標実現のために、SAIVはロビー企業Klein/Johnsonグループを起用しました。

Klein/Johnsonはテクノロジーや金融サービスに関連した問題を得意とする超党派のロビー活動専門団体で、クライアントにはOracleも名を連ねています。

ジョン・コーニン上院議員とチャック・シューマー上院議員の元補佐役らが設立しました。

報酬の一部をXRPで支払い

そして注目されるのは、Klein/JohnsonがSAIVから月額報酬をUSドル(2万5千ドル。約284.2万円)に加えてXRPでも受ける点です(10,000XRP。本記事執筆時点で、5,692.6ドル相当。約64.7万円)。

XRPは言うまでもなく、Rippleと密接な結び付きのあるオープン・ソースの仮想通貨トークンです。

Rippleの創始者で現会長のクリス・ラーセン氏は、ロビー企業に対しXRPで報酬の支払いを行うことについて、

「彼らにとって利点とリスクの両面があるだろう。われわれの期待は、XRPを通じて仮想通貨業界を肌で感じてもらうことだ」

と述べています。

また、ラーセン会長は仮想通貨に関するロビー活動は現時点では容易ではないと認めつつ、「ワシントンDCではこの話題に多くの関心が寄せられている」とも話しました。

今後当面の活動について

前述PolySignのジャック・マクドナルドCEOは発表の中で、

「電子資産の潜在的な可能性と受容を現実のものとするには、まずその広範な教育と理解、および制度化されたインフラを業界に整備することが必要だ」

と述べました。

SAIVは今後、「自分たちの目指すイニシアチブの実現に向けて協力的」な米国議員や当局機関と連携して活動を行っていく予定だとしています。

Klein/Johnsonの共同創始者イジー・クライン氏はBC紙に対し、

「米国議会、証券取引委員会(SEC)、国税庁(IRS)ほか仮想通貨規制に関係する諸機関へのロビー活動を計画中だ」

と述べています。

クライン氏はまた、XRPからドルへの変換に関して、規定のロビー活動報告書で明らかにした上で実施する考えを明らかにしました。

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