CoinPostで今最も読まれています

ポリゴン新通貨「POL」、イーサリアムのメインネットに展開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨POLの準備

ポリゴン(MATIC)の開発チーム「Polygon Labs」は25日、新たな暗号資産(仮想通貨)「POL」のコントラクトをイーサリアム(ETH)のメインネットにデプロイ(展開)したことを発表した。

メインネットへのデプロイの前には、数カ月に渡る開発、コミュニティとの対話、テストを行ってきたと説明。現在、新たな開発計画「Polygon 2.0」を進めているポリゴンのプロジェクトは、仮想通貨MATICをPOLに置き換える準備を行なっている。

関連新たな開発計画「Polygon 2.0」を発表、ZK技術活用のレイヤー2ネットワーク

今回のデプロイについてPolygon Labsは、現時点ではMATIC所有者、「Polygon PoS」と「Polygon zkEVM」のネットワークのユーザー、ステーカーらは何もする必要はないとした。既存の全てのコントラクトはこれまで通り作動していると述べている。

そして、今後もPolygon 2.0のロードマップに従い、ステーキングレイヤーのローンチ、Polygon PoSのzkロールアップ(zkRollup)へのアップグレードなどを進めていくと説明した。

zkEVMとは

ゼロ知識証明を活用したロールアップ技術「zkRollup」を導入したスケーリングソリューション。イーサリアムの仮想マシン(EVM)と互換性や等価性を持つ。

▶️仮想通貨用語集

関連「Astar zkEVM」が仮想通貨ASTRの実用性に与える影響は? 渡辺創太氏がAMAで解説

POLについて

Polygon Labsは、Polygon 2.0の一環としてMATICをPOLに置き換える計画を7月に発表しており、9月にはPOLに関する具体的な情報を公開していた。この時に公開された提案はコミュニティの承認が得られれば、今年の4Q(10月から12月)にも実行を開始すると事前に説明している。

関連仮想通貨MATICをPOLにアップグレードする提案公開 Polygon 2.0を本格開始へ

POLはビットコイン(BTC)、イーサリアムに続く「第三世代の仮想通貨」と位置付けられており、Polygon 2.0を支えることになるネイティブトークン。Polygon 2.0の最終的な目的は「インターネットの価値レイヤー」を構築することだ。

この構築とは、インターネットで「情報」を作成・交換することが誰でもできるように、ポリゴンのネットワークで誰でも「価値」を創造・交換できるようにすることを意味している。

「極めて生産性が高い」と説明されているPOLには「エコシステムのセキュリティ向上」や「無限の拡張性の実現」などのメリットがあるという。

なお、まだPOLへの移行は開始したばかり。7月の発表ではこのアップグレードには4年など、十分な期間を設けると説明している。

注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
12:30
米下院エネルギー委員会、ブロックチェーン促進法案を可決
米国の下院エネルギー・商業委員会は、ブロックチェーン技術や分散型台帳技術を促進する法案を可決した。米国の競争力強化が期待される法案となる。
12:23
ビットコイン上昇一服、主要アルトはイーサリアム前日比5.6%高、ソラナ(SOL)12.1%高に
暗号資産(仮想通貨)市場では高騰していたビットコインが一服し、アルトコイン相場ではイーサリアムが上昇した。ソラナ(SOL)エコシステムではエアドロップされたJito Networkのガバナンストークン「JTO」が高騰するなど反響を呼んだ。
11:45
サム・アルトマン支援のMeanwhile Group、1億ドルのビットコイン運用ファンドをローンチ
Meanwhile Advisorsが仮想通貨ビットコインに焦点を当てたプライベートクレジットファンドを立ち上げ。BTCで5%の利回りを提供し、2024年第1四半期までに1億ドル調達の計画。OpenAIのサム・アルトマンが支援するMeanwhile GroupはBTCベースの生命保険ビジネスも展開。
11:00
ブロック社、BTCのセルフカストディウォレットをローンチ
米ブロック社は、仮想通貨ビットコインのセルフカストディウォレットBitkeyをローンチ。ウォレットの特徴や仕組み、出荷時期などが明らかになった。
10:40
ソラナDeFi「Kamino Finance」、将来エアドロップ向けのポイントシステムを開始予定
仮想通貨PYTHやJTOなどソラナプロジェクトの無料配布が注目を浴びる中、ソラナDeFi「Kamino Finance」は将来のエアドロップに向けてポイント制システムを導入すると発表した。
10:15
バイナンス、UAEアブダビでの投資ファンドライセンス申請取り下げ
大手仮想通貨取引所バイナンスは、UAEアブダビにおける投資ファンドのライセンス申請を取り下げた。グローバル戦略見直しの一環とみられる。
08:25
米国株AI銘柄上昇 日銀総裁発言で円高進む
米国株は来年の米利下げへの行き過ぎた期待との指摘が散見される中、AI関連株ではグーグルのGemini発表や、AMDの新たなAIチップ発表などがAI相場上昇への追い風となった。
07:50
仮想通貨Jito(JTO)、バイナンスやBybitにも上場 価格高騰
ソラナの大手リキッドステーキングJitoのガバナンストークン「JTO」は昨夜、仮想通貨取引所大手コンベースやバイナンス、Bybitに上場し価格が暴騰していた。
07:40
Uphold、補助型のセルフカストディウォレット提供へ
Web3金融プラットフォームUpholdは、補助型のセルフカストディウォレットをローンチ。まずは仮想通貨XRPに対応し、今後はビットコインなどにサポートを拡大する。
07:05
SECのビットコインETF審査 最終段階か=ロイター報道
米証券取引委員会(SEC)と申請企業の間で重要な技術的な詳細について協議が進んでおり、近く仮想通貨現物ビットコインETFを承認する可能性があることが示唆された。
12/07 木曜日
17:00
「Beyond The Price」、未公開内容や過去のまとめを配信
第11回のGM Radio:Beyond The Priceは2日に公開。仮想通貨ビットコインなどについて過去の配信をまとめ、未公開の内容も追加した。
15:00
「ビットコインETF承認は機関投資家を後押しする決定打となる」米ARKのウッドCEO
米ヘッジファンドARK Investのキャシー・ウッドCEOは、米証券取引委員会によるビットコイン現物ETFの承認は、仮想通貨投資を検討している機関投資家に対し、「確定的なお墨付き」を与える可能性があると述べた。
14:30
仏大手銀行がイーサリアムでステーブルコイン「EURCV」を初発行
ソシエテ・ジェネラルがイーサリアムでユーロ連動ステーブルコインEURCVを発行。暗号資産(仮想通貨)取引所Bitstampに上場。入出金時にはKYC(顧客確認)およびAML(資金洗浄防止)コンプライアンス手続きが適用される。
14:20
IEO後に高騰したアイドルトークン「NIDT」の裏側|関係者インタビューvol.1
関係者インタビュー NIDT(Nippon Idol Token)は、web3時代の女性アイドルを創造する「IDOL3.0 PROJECT」の独自暗号資産(仮想通貨)です。 I…
13:55
コインチェックがアバランチの取扱いを開始 
暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックがアバランチ取り扱い開始。AVAXの取扱いを皮切りに、クリプト技術を活用し社会や経済に実際の利益をもたらすプロジェクトを支援していく方針を示す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2023/12/08 12:00 ~ 13:00
その他 オンライン
2023/12/12 14:00 ~ 16:00
その他 オンライン
重要指標
一覧
新着指標
一覧