エアドロップ狙いの活動活発
新たなイーサリアム・レイヤー2ブロックチェーン「Blast(ブラスト)」は本日メインネットをローンチした。BlastはNFT電子市場Blurの創設者Pacman氏が立ち上げたL2ネットワークだ。
Introducing Blast: The only Ethereum L2 with native yield for ETH and stablecoins.
— Blast (@Blast_L2) November 20, 2023
We’ve raised $20m from @Paradigm and @StandardCrypto to build the L2 that helps you earn more.
Details on how to get early access at the end of the thread👇 pic.twitter.com/AYYmK8YFx4
メインネットのリリースに伴い、複数のETH基盤プロジェクトが相次いで、Blastでローンチすると発表。SynFutures ProtocolやThruster、Blurなどが挙げられる。
Blastはエアドロップを計画しており、ポイントシステム「Blast Points」を採用し、5月に早期ユーザーへ付与する予定だ。昨年11月にベータ版をリリースしてから、エアドロップを目的とする「エアドロップ・ファーマー」などから23億ドルに相当するETHが入金されてきた。
一方、メインネットまで入金された資金はこれまで出金できず、メインネット後は14日かかる。比較としてOptimismは7日間の出金期間が設けられている。
Blastの特徴は「ネイティブ・イールド」という複利の仕組みで、預けられたETHやUSDCがLidoやMakerDAOなどで運用され得た金利をユーザーに再分配する。
なお、Blastは昨年11月に仮想通貨VC大手ParadigmとStandard Cryptoから2,000万ドルを調達した。
関連:イーサリアム財団、Krakenに20億円相当のETHを入金