1月以来の大型入金
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の推進団体である「イーサリアム財団」は、米取引所Krakenに、4,000 ETH=20億円相当のイーサリアムを入金したことが観測された。一部からは売り圧と懸念されている。
追跡データを公開したのは、Lookonchainで、ETHの価格が3,300ドルを超えた時点で入金された模様。
A wallet related to the #Ethereum Foundation deposited 4,000 $ETH($13.3M) to #Kraken after the $ETH price exceeded $3,300 today.
— Lookonchain (@lookonchain) February 28, 2024
The last time this wallet deposited $ETH to #Kraken was on Jan 6, 2022, when the price of $ETH was ~$3,350.
This wallet received 39,006 $ETH($130.6M)… pic.twitter.com/WM3QQYX5Eu
イーサリアム財団は度々経費の拠出などのために保有するETHをキャッシュアウトしている。前回発生したのは、2022年の1月6日で、当時は約2,000 ETHの入金が行われた。
今回送金に関与したウォレットは、イーサリアム財団が持つもの1つとされ、2017年4月に、合計39,006 ETHがETH開発者コミュニティウォレットから入金された。現在同ウォレットは33,006 ETH(約165億円)を保有している。
また、2022年発表されたデータによると、同財団は当時のETHの全供給量における約0.3%を保有していたという。
関連:イーサリアム「Dencun」、メインネット実装予定日が3月13日