SFDも廃止
国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyerは4日、今月28日の18時以降にLightning FXを廃止し、新たにbitFlyer Crypto CFDの提供を開始することを発表した。
お待たせいたしました、お待たせしすぎたかもしれません‼️
— 加納裕三@bitFlyer (@YuzoKano) March 4, 2024
この度、Lightning FXは、bitFlyer Crypto CFDに生まれ変わります。
ご要望の多かったSFD(Swap For Difference)を廃止し、世界標準のFR(Funding Rate)を新たに導入します。
新サービスの内容はこちらの当社解説ページをご覧ください。… https://t.co/KqgYoLO4Kf pic.twitter.com/NZatHRPWJT
発表を受け、過熱していたLightning FXのプラス乖離が急激に縮小し、約1200万円から約1000万円まで価格が急落した。
契約締結前交付書面(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)に同意すれば、bitFlyer Crypto CFDの提供開始時点で、利用者が保有するLightning FX建玉は強制決済されることなくbitFlyer Crypto CFD建玉となる。
また、これに伴いFX価格と現物価格の乖離を抑えるための仕組みとして導入された「SFD(Swap For Difference)」が廃止されるほか、ファンディングレートや乖離拡大時サーキットブレーカーなどの導入を行う。
Funding Rate(資金調達率)は、現物市場の価格と先物市場の価格差を調整し、ポジション保有期間に応じてバランスを取る役割を果たす。
bitFlyer Crypto CFDとLightning FXの主な違い
- サービス名称及び建玉維持の対価の名称
- SFD (Swap For Difference)の廃止
- ファンディングレートの導入
- 乖離拡大時サーキットブレーカーの導入
- ロールオーバー制度の導入
- 新たな証拠金維持率計算方法とロスカットルールの導入
- レバレッジポイントの導入
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