取引のしやすさ、安定性などで高評価
2024年度、「満足度の高い『暗号資産取引所』ランキング|現物取引」が4月1日に発表され、ビットバンク株式会社が運営する「bitbank」が総合1位を獲得した。レベル別「初心者」部門では、GMOコインが1位を獲得した。
この調査は、株式会社oricon MEによって、実際のサービス利用者を対象に、第三者の立場から実施された顧客満足度調査に基づくものである。結果は、オリコン顧客満足度®公式サイト( https://life.oricon.co.jp/ )にて公開された。
調査の対象となったのは、金融庁に登録されている暗号資産交換業者で、現物取引サービスを提供している15社。過去3年以内に暗号資産(仮想通貨)の現物取引を自身で行った6,216人の回答を基に集計された。
bitbankは、8つある評価項目中、「口座開設」「取引のしやすさ」「手数料」「提供情報の充実さ」「キャンペーン」「システムの安定性」の6項目でトップの評価を獲得した。特に、「口座開設」「取引のしやすさ」「提供情報の充実さ」の3項目における前年比での評価向上が、2位以下との差を広げ、総合1位獲得に貢献したと評価されている。
現物取引とは
日本円や米ドルなどの通貨を用いて暗号資産を売買する取引。
レベル別「初心者」ではGMOコインが1位
レベル別「初心者」部門では、GMOコイン株式会社が運営するGMOコインが第一位を獲得。この部門は、暗号資産に限らず投資経験が12ヶ月以内の方を対象にしている。
GMOコインは、評価項目別「カスタマーサポート」「資産管理」部門で第一位に選ばれるなど、高い評価を受けている。「お問い合わせフォーム」や、平日9:00〜18:00の間に対応可能なチャットサービスを提供。また、スマートフォンアプリでは、ホーム画面からサポート画面への誘導がスムーズで、チャット機能へのアクセスも容易だ。
「実際に取引を始める前に、他のアプリやサイトでデモトレードやチャート分析を行っていた時とほぼ同じイメージだったため、初めてでもスムーズに売買できた」という50代女性から取引ツールに対する肯定的な口コミも寄せられた。
さらに、GMOコインは『証拠金取引』部門でも第2位にランクイン。この部門では、「口座開設」「取引のしやすさ」「カスタマーサポート」といった評価項目で第1位を獲得している。
一方で、『証拠金取引』部門の総合第1位はSBI FXトレード。肯定的な意見には、証券口座を開設することで、SBIの他の取引口座の開設もスムーズに行えるというメリットや、注文方法の多様性、約定スピードの速さ、低い手数料やスプレッドが利用者から好評を得ている。
証拠金取引とは
日本円や米ドルなどの通貨を担保(=証拠金)として預けることで、より大きな額の暗号資産を売買できる取引。証拠金を上回る額を取引可能なため、ハイリスクハイリターンとなる。
調査概要
- 2024年 オリコン顧客満足度®調査 暗号資産取引所 現物取引
- ・サンプル数:6,216人
- ・規定人数:100人以上
- ・調査企業数:15社
- ・調査期間:2023/11/29~2023/12/13
- ・調査対象者 性別:指定なし 年齢:20~69歳 地域:全国
- ・条件:過去3年以内に、主に裁量トレードを用いて暗号資産の現物取引を自身で行っている人
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