- スウェーデン大手銀行がリップルの送金ネットワークを絶賛
- スウェーデンとアメリカ間の送金を目的にリップルのプラットフォームを利用しているスウェーデンの大手銀行SEBが同社の製品を絶賛、今後の「次のステップ」を模索しているとSEBの責任者が言及した。この発言を元に、同銀行がxRapidへの利用拡大を検討しているのではないかと期待する声も。
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xCurrent利用のスウェーデン大手銀行がリップル社の商品を絶賛
スウェーデンの主要銀行の一つであるSEB(スカンジナビスカ・エンスキルダ・バンケンの略称)がスウェーデンとアメリカ間の送金を高速化する為にリップルの商品を利用しており、リップル社の商品に対するニーズが増えている事を明らかにした。
SEBの送金サービス責任者であるPaula da Silva氏は先月末にオーストラリアで行われたSWIFT社主催の大規模カンファレンス、Sibosでリップル社の商品を讃えた。
昨年時点ではSEBの顧客の中で1クライアントのみが利用していたとda Silva氏は言うが、現在では全ての顧客企業がスウェーデンからアメリカに送金する際にリップル・ネットワークを利用していると述べた。
同銀行はスウェーデンの首都ストックホルムに本社を置き、スウェーデン、エストニア、ラトビアやリトアニアに支店を置いており、2016年11月7日にリップル社と提携を結び、スウェーデン・アメリカ間の国際送金にxCurrentを利用している。
"Last year there was only one customer on it, now we have ALL SEB customers doing inter-company transfers between Sweden and the US on the #Ripple platform. So we have a couple of billion going through that." – Paula de Silva head of transaction services, SEB @XRPTrump @BankXRP pic.twitter.com/Cz5FabMo2y
— Marijn (@Mmmarinos) 2018年11月7日
スウェーデンとアメリカ間の取引・送金の為にリップルのプラットフォームを利用しています。
そこでおそらく数十億は通っているので素晴らしいものだと思います。
今後のさらなる動きを検討する為に、我々のIT関係者は次のステップを模索しています。
現在、SEBはxCurrentを利用しているが、今回の発言を受け、「次のステップ」に関する発言がリップル社の仮想通貨XRPを利用したxRapidへの利用拡大を示唆しているのではないかという憶測が飛び交っている。
最後に、da Silva氏の発言に対しリップル社のセールズ戦略責任者であるMarcus Treacher氏は欧州の主要銀行の一つであるSEBのリップルのネットワーク利用について以下のようにツイッター上で言及した。
We're really proud to be working with Paula and her team at SEB. Super results from a great customer and Ripple partner. #internetofvalue https://t.co/dofzGFJZ1V
— Marcus Treacher (@marcus_treacher) 2018年11月7日
我々はSEBのPaula氏らと共に働ける機会を誇りに思っている。リップルの顧客であり、パートナーでもある銀行から素晴らしい結果が出ている。