はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

「各プロジェクトは独自トークン発行を」アーサー・ヘイズ氏、仮想通貨相場の上昇を予測

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今後の仮想通貨相場

暗号資産(仮想通貨)取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は26日、ブログを公開して、今後の仮想通貨相場に強気な見方を示した。

米国や中国などの金融政策に触れた上で、法定通貨を保有し続けるのではなく、仮想通貨に投資することを推奨している。

ヘイズ氏は、世界の政府や中央銀行が、自国や周辺の経済を安定させるために政策金利を下げ、法定通貨の供給量を増やし始めたと指摘。

このような状況は一般的には仮想通貨などのリスク資産の追い風になるとされており、ヘイズ氏も「仮想通貨に投資している人は、ポートフォリオの法定通貨ベースの価値が上昇するのを見守ろう」と述べている。

そして、余分な法定通貨を持っている人には仮想通貨への投資を推奨し、これから年末にかけて利益を得るように呼びかけた。

また、ヘイズ氏は、自身のファミリーオフィスが運営するファンド「Maelstrom」が、出資するプロジェクトに対し独自トークンの発行を行うように呼びかけているとも明かしている。

市況の悪さを理由にトークンのローンチを先延ばしにしてきたプロジェクトがあるとし、このタイミングで発行を行うように推奨したと説明した。

ファミリーオフィスとは

資産家一族の資産管理などを請け負う組織のこと。

▶️仮想通貨用語集

関連BitMEX創業者アーサー・ヘイズがショート解消した理由 一転してビットコイン上昇予想に転じる

米金融政策に対するスタンス

ヘイズ氏は今回、米国の金融政策について、米連邦準備理事会(FRB)はいったん利下げを開始すれば、通常は政策金利がゼロパーセントに近くなるまで利下げを止めないことを歴史が示していると指摘。

そして、自身は経済がどのくらい強いか、失業率がどのくらい下がったか、インフレ率がどのくらい上昇しているかは気にしないと述べ、FRBは利下げを続け、銀行はより多くのドルを供給するだろうとの見方を示した。

また、米政府は可能な限り借金を続けるとも予想。これは11月の大統領選でどちらの候補者が勝っても変わらないだろうと分析している。

関連24年米大統領選挙、仮想通貨市場への影響は トランプ氏らの政策や動向まとめ

たしかにFRBが今月18日に大幅利下げを決定して以降、ビットコイン(BTC)の価格は上昇基調にある。しかし、米国の景気や大統領選の動向、中東情勢、日銀の金融政策などが価格変動を大きくしたり、相場の重しになったりしているとの見方もあるため注意も必要だ。

関連「トランプ陣営の仮想通貨支持は選挙戦略に過ぎない」アーサー・ヘイズ氏は懐疑的な見方示す

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/11 金曜日
17:06
Byreal(バイリアル):Bybitのソラナ基盤DEXで始める次世代取引
Bybitが手がけるソラナ基盤の次世代DEX「Byreal」の特徴や注目機能、Reset Launch参加方法、開発背景をわかりやすく解説。
14:15
マックハウスが1000BTCの保有目標掲げる ビットコイントレジャリー戦略を発表
マックハウスがビットコイントレジャリー戦略を発表。1,000BTC以上の保有を目指し、マイニング事業参入や決済導入など5つの施策を展開。GFグループと提携し売上高500億円を目標に設定した。
13:35
アルトシーズン期待強まる、ビットコインATH更新で上昇の兆し=Swissblock分析
仮想通貨ビットコインが史上最高値を更新し、アルトコイン上昇局面「アルトシーズン」の前兆は遂に現れたか。イーサリアム主導のサイクルが始まり、BONKやWIFなど主要アルトコインが上昇トレンドに突入。
13:05
「ビットコインは年末までに最大18万ドルと予想」スカイブリッジのスカラムーチCEO
アンソニー・スカラムーチ氏は、仮想通貨ビットコインの価格が2025年末までに最大18万ドルに達すると予想した。ETF需要拡大と規制整備で機関投資家参入が加速すると分析している。
11:42
過去最高値更新のビットコイン買い優勢、米国の法案やETF流入が支援材料に
ビットコイン(BTC)が過去最高値を更新し、さらに続伸した。来週のステーブルコイン規制法案採決など、米政権の仮想通貨政策前進も市場を後押ししたほか、トランプ大統領の3.4兆ドル財政支出法案署名を受けインフレヘッジ需要も拡大した。
11:20
イーサリアム財団が5億円相当ETHを売却、新資金管理方針で=報告
イーサリアム財団が7月11日に1210ETHを約349万USDCで売却。過去1カ月で2万1000ETHを移転し、新財務管理方針に基づく定期的な資金調達を実施。
10:55
米国の新通貨監督庁長官、規制緩和の推進役に
米上院が元ビットフューリー最高法務責任者のジョナサン・ゴールド氏を通貨監督庁長官に承認。仮想通貨業界出身者の金融規制官庁トップ就任で、デジタル資産政策に注目集まる。
10:48
サークル社、SeiチェーンにネイティブUSDCとCCTP V2を導入 効率的なステーブルコイン利用を促進
CircleがブロックチェーンSeiにネイティブUSDCとCCTP V2を導入を発表した。13のブロックチェーン間でUSDCの直接移動が可能に。SeiのTVLは年初来188%増の6億ドルに成長。
10:25
シグナム、ドル準備通貨維持にステーブルコインが鍵と予測
仮想通貨銀行シグナムは、米国政府はドル建てステーブルコインの拡大で通貨覇権維持を狙うと指摘した。また、脱ドル化の長期トレンドと中期的なドル強気予測を解説している。
09:55
「24年末時点の保有資産の約15%はビットコイン」カルダノ財団
カルダノ財団は2024年の財務報告書を公開。同年末時点で保有する資産は約6.6億ドルで、資産構成は仮想通貨エイダが76.7%、ビットコインが14.9%、現金・現金同等物等が8.3%だとしている。
09:40
ゲーツ、Oasysで110億円規模の不動産トークン化
RWAにフォーカス 日本の不動産投資企業ゲーツが7月10日、オアシス(Oasys)との戦略的パートナーシップを発表した。110億円に相当する東京都心部の優良不動産資産をオアシス…
08:35
ビットコインが2日連続で史上最高値更新、米株高と規制緩和が後押し|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは7月11日、前日に続いて続伸し2日連続で史上最高値を更新した。背景には、FRB高官による早期利下げ示唆と、米新規失業保険申請件数が7か月ぶりに低水準となったことを受けた株高がある。
08:00
ブータン政府、計50億円超相当のビットコインをバイナンスに送金
ブータン政府は先週から今週にかけて、ビットコインを仮想通貨取引所バイナンスに送金。送金のタイミングが相場の上昇と一致していることから、売却の可能性を指摘する見方が上がった。
07:45
ビットコイン供給ショック、次の急騰で15万ドル到達可能か 利確警戒も
仮想通貨ビットコインの流通量の8割以上が長期保有者に集中し、企業による保有も加速。供給逼迫と新たな需要が重なり、価格は連日過去最高値を更新した。
06:35
株価前日比2倍急騰、BIT Miningがビットコインからソラナへ戦略転換
NYSE上場のBITマイニングがソラナエコシステムへの戦略転換を発表。最大3億ドル調達でSOL蓄積計画を明らかにし、保有仮想通貨の全額転換とバリデーター運営を予定。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧